2022年卒学生の職業意識とインターンシップ等に関する調査
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、キャリタス就活2022会員のうち2022年3月卒業予定者を対象に、インターンシップの参加意向や就職に関する意識などを調査しました。新型コロナウイルスの影響を受け、強い危機感を持つ学生の姿が明らかになりました。
(調査期間:2020年6月19日~25日、回答数:1,090人)
<調査結果詳細(一部抜粋)>
1.インターンシップ等の参加意向
大学3年生(修士1年生)の6月下旬時点での、インターンシップや仕事研究プログラム等への参加意向を尋ねた。「参加したい/参加する予定」が9割を超え(94.0%)、参加意欲の高さが顕著に表れている。
3.オンラインインターンシップの参加意向
今年はオンラインでの実施増が予想されるが、学生に参加意向を尋ねたところ、「積極的に参加したい」が4割強に上った(45.1%)。「参加してもよい」(43.7%)と合わせると9割近くに上り(計88.8%)、大多数がオンラインでのプログラムに肯定的。「参加したくない」は5.9%にとどまる。
5.参加予定時期
インターンシップ等のプログラムに参加したい時期を尋ねたところ、「8月」「9月」に集中しており(91.1%、90.8%)、現時点では、夏季休暇中の参加に焦点をあてている学生が多いようだ。ただし、「12月」~「2月」が5割を超えるなど、早くも冬の参加を考えている学生も少なくない。
9.コロナ禍の就活に対する不安
今後コロナ禍で就職活動を行っていくことへの不安について尋ねた。最も多いのは「採用数の減少」(86.0%)。8割強に上り圧倒的に多い。次いで「インターンシップの減少」が約6割(60.7%)、「就職に関する情報の不足」(55.1%)、「学業と就職活動の両立」(52.9%)までが半数を超えており、様々な不安を抱えている学生が多いことが読み取れる。「不安はない」はわずか1.3%にとどまる。
具体的には、志望業界の採用規模の縮小などに加え、大学構内への立入制限で、キャリアセンターや先輩・友人から情報を得ることができないことへの不安の声が挙がった。また、夏季休暇期間の短縮などにより、就活準備に割ける時間が少なくなることへの懸念も見られた。
【調査概要】
調査対象:キャリタス就活2022会員
(2022年3月卒業予定の全国の大学3年生・大学院修士課程1年生)
調査時期:2020年6月19日 ~6月25日
調査方法:インターネット調査法
回答者数:1090人(文系723人、理系・学部生 266人、理系・大学院生101人)
調査機関:株式会社ディスコ キャリタスリサーチ
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスコ / 7月9日発表・同社プレスリリースより転載)