ダイジョブの「Daijob Haken (ダイジョブ派遣)」
バイリンガル派遣のニーズが急増
外資系、バイリンガルに特化した転職サイトを運営するダイジョブ(東京都港区、横部延寿・代表取締役)の人材派遣部門「Daijob Haken(ダイジョブ派遣)(厚生労働大臣許可番号 般13-301182)」では、このところ、バイリンガル人材の派遣依頼が増えています。
特徴は、外資系企業の「紹介予定派遣」の活用が目立っていることです。外資系企業では、経理部長などの管理職クラスの採用に関して、従来は「人材紹介」サービスが利用されていましたが、ここ半年で「紹介予定派遣」サービスの活用が増え、ダイジョブ派遣では昨年に比べ依頼が3倍に急増しました。理由として、昨今の人材採用難を受け、「人材確保のために採用手段を多様化する」という外資企業の採用戦略の転換が伺われます。また、ミスマッチの防止策としても活用を進める企業が増えてきた事が挙げられます。
日本貿易振興機構(JETRO)の調査でも、外資系企業が挙げるビジネスの阻害要因の内、「人材確保」が前回調査(1995年)の3位から昨年は1位に浮上するなど、外資系企業の人材採用難が報告され(「H18年度 対日直接投資に関する外資系企業の意識調査」)、採用手段の多様化は今後も進む予想です。
その他の最近の傾向としては、総務などの一般事務ではなく、各事業部内の事務の派遣ニーズが高くなっていることがあります。システム開発部や営業部、マーケティング部のアシスタントなど、各部署内の事務をサポートをするポジションです。各事業部の業務に対する専門知識や経験は問わない場合が多く、事務処理能力があり、英語のコミュニケーション力に長けている人材が求められています。
需要の多い業界としては、外資系、日系企業ともに金融やIT、機械メーカーなどの製造業で、国別では、アメリカ企業が多いことに変化はありませんが、インド、台湾などのアジア系企業も伸びています。好調な需要を受けて、ダイジョブ派遣では、売上が昨年末に比べ5割増しで、今年の下半期も、同様の成長を見込んでいます。
■ 「Daijob Haken (ダイジョブ派遣)」
バイリンガルに特化した人材派遣サービスを提供。バイリンガルの転職サイト「Daijob.com」のユーザーなど語学力を活用したいスタッフを、外資系企業などに派遣している。2006年よりサービス開始。
(ダイジョブ http://www.daijob.com/ /同社プレスリリースより抜粋・7月11日)