地方学生に動画で一次面接を実施
「ネオキャリア動画就活」サービス開始
総合人材サービス企業、ネオキャリア(東京都港区、西澤亮一・代表取締役)は、2007年8月1日に、「ネオキャリア動画就活」のサービスを開始いたします。「ネオキャリア動画就活」は、就職支援ビジネス業界初、希望勤務地から遠距離に在住する就職生の一次面接を動画で行うことができるサービスです。第一弾として、来年3月卒業予定の地方在住の学生に対し、東京圏・関西圏の企業をマッチング致します。
( 詳細: http://www.neo-career.co.jp/syukatsu/ )
【 地方で就職難の「遠距離就活生」と東京・大阪で採用難の「中小ベンチャー企業」を結ぶ 】
◆ 中小ベンチャー企業: 採用難で人材不足のため地方学生に興味→しかし、費用・マンパワー・時間を考えると、地方まで手が回らない状態
来年3月卒業新卒市場で、従業員数1000人未満の求人倍率は4.22倍〈2007年3.42倍〉(注1)人事担当者の1/3が「採用は長期化する」、約6割が「前年より採用するのが厳しくなる」と考え、(注2)通年採用をする企業が増加
◆ 地方の学生:地元では就職難のため関東の企業に興味→しかし、交通費・宿泊費、時間の拘束、スケジュール管理を考えると、難しい状態
本年3月卒業大学生の昨年10月時点での就職率は、地方平均 62%、関東・関西平均73%(注3)で地方は就職難。
⇒ 上記の問題を解決すべく、両者をコスト・時間効率よくマッチングするサービスを開発。
■ 「ネオキャリア動画就活」概要:一次面接を動画で実施→学生・企業双方の費用・時間を効率化
(1) 東京圏・関西圏で就職を希望する地方在住学生がネオキャリア東京本社または大阪支社に来社。弊社コンサルタントが学生の希望条件・適性をヒアリング。
(2) コンサルタントが学生の動画自己PRを録画後、学生の希望条件・適性にあった関東・関西の企業を紹介し、企業概要を説明。詳しい説明が聞けるため学生は説明会参加を省ける。学生に応募意志があれば応募。
(3) 企業は、直接対面で一次面接をする代わりに、事前にネオキャリアで録画した学生の動画と、履歴書・自己PR文を専用サイトで確認
(4) 動画面接に通過した学生は募集企業に出向き、対面で二次面接以降を実施。
【料金体系】
完全成果報酬制でコストリスクゼロ。内定承諾が出た時点で、学生1名あたり60万円発生。申込み料や使用料など追加費用は一切なし(※承諾後、入社前に辞退した場合は、全額返金)。
■ 利用学生のメリット
(1) 効率的な活動が可能: 説明会・一次面接省略による交通・宿泊費軽減、時間・予定管理の効率化
(2) 採用のプロによる適性判断: コンサルタントがカウンセリングした後に、適性に合った企業を紹介
(3) 自分では探せない優良企業を発掘でき、コンサルタントの生の情報を通じ、企業を深く理解できる
(4) 企業ニーズに合った学生のみを紹介し、面接指導もするため、面接通過率が向上
■ 利用企業のメリット
(1) 企業ニーズを満たす地方学生の囲い込みが可能
(2) 効率的な採用活動が可能: 地方での説明会・一次面接省略による費用・時間・人的工数軽減
(3) ミスマッチングの防止:募集企業に事前にニーズをヒアリングし、スクリーニングした学生を紹介
(4) コストリスクゼロ: 完全成果報酬制
■ 東京・大阪だけでなく、他の拠点でも展開。海外留学生も取り込む
第一弾として、来年3月卒業予定の学生にサービスを開始し、来年3月までに、登録学生500人、登録企業数100社、内定承諾学生50人 売上高3,000万円を見込んでいます。その後、2008年4月より、2009年3月卒業予定の学生にサービスを提供し、2009年3月までに、登録学生は1500人、登録企業数は250社、内定承諾学生150人 年間売上高9,000万円へと増加する見込みです。今後は、東京・大阪だけでなく、福岡・名古屋・札幌・仙台など各地に拠点を広げ、最終的には、地方学生だけでなく、海外の留学生への運用も検討していきたいと考えています。
尚、本サービスに登録する企業の条件は、関東・関西に事務所をもつ企業で、ネオキャリア運営の就職情報サイト「ネオナビ」のベーシックプラン(年間掲載費用60万円)を利用している企業( http://08.neo-navi.com/ )となります。「ネオナビ2008」に掲載中の企業424社(注4)と、登録学生全国10万人のうち地方登録学生37,000人を対象にし、登録企業及び登録学生を募集する予定です。
■ 出典
(注1)リクルート 「第 24 回ワークス大卒求人倍率調査
(注2)毎日コミュニケーションズ 「2008年卒者採用予定及び採用活動に関する企業アンケート結果」
(注3)厚生労働省「平成18年度大学等卒業者就職状況調査(平成18年10月1日現在)」: 本年4月1日時点では、地方平均95%、関東・関西97%で、10月以降の内定取得率は地方平均34%、関東24%と、地方の採用難が浮き彫りになっている。
(注4)2007年7月現在の掲載社数。424社全社が関東に本社または支社をもつ。
(ネオキャリア http://www.neo-career.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・7月11日)