エン・ジャパン、2008卒対象
「第12回 就職活動・採用活動進捗度調査」
エン・ジャパンが運営する就職情報サイト[en]学生の就職情報( http://gakusei.enjapan.com/ )は、2008年卒業予定の学生と求人企業を対象とした「第12回 就職活動・採用活動進捗度調査」(2007年6月実施)の調査結果を発表しましたので、以下概要をご報告します。
< 調査結果概要 >
―学生動向―
■ 8割以上の学生が内定取得。内定取得しても継続する学生、前年より5%増
6月時点での内定取得状況を聞いたところ、「内定を1社以上獲得している」と回答した学生は5月調査から12.0%増の83.1%にのぼった。また、内定を取得している学生のうち就職活動を継続している学生は、前年比より5%多い26.5%だった。内定を取得する学生のうち内定承諾せずに活動を継続している学生が前年より増加し、企業の内定承諾のための学生フォローの苦戦が懸念される。
■ 後半になってエントリーやや増加。理系学生の活動が復活
6月時点での就職活動状況を聞いたところ、エントリーの平均社数は5月より1.8社多い91.3社となった。特に理系学生は70.8社と5月に比べて3.0社増加。セミナー参加社数の平均でも、20.3社と0.6社増えた。就職活動が後半に差し掛かり、理系学生が再び活動し始めたことがうかがえる。
―企業動向―
■ 採用活動キーワードランキング1位は08年度「売り手市場」から09年度「早期化」へ
求人企業に対して採用活動におけるキーワードを聞いたところ、08年度は「売り手市場」が12.4%で1位だったのに対し、09年度は「早期化」が9.7%で1位となった。多くの企業が、採用活動にあたり“売り手市場”や“早期化”といったキーワードに対して強い関心を寄せていることがうかがえる。
■ 採用活動が前年よりも「厳しい」企業は4%増(5月比)
前年と比較した採用活動状況について聞いたところ、前年に比べ「とても厳しい」「厳しい」と回答した企業は66.5%で、5月調査よりも4.1%増加した。売り手市場の影響で、企業が学生を獲得するのに苦戦している様子がうかがえる。
【 第12回 就職活動・採用活動進捗度調査(2007年度6月実施) 】
調査内容: 就職活動状況、採用活動状況の定点観測
● 学生動向
調査対象/[en]学生の就職情報に登録している学生のうち調査協力に応諾したモニター学生約1350名
調査期間/2007年6月15月〜2007年6月21日
調査方法/EmailによるWeb投票画面の配信
有効回答:478件
● 企業動向
調査対象/メールニュース登録の採用担当者約2200件
調査期間/2007年3月17月〜2007年3月31日
調査方法/EmailによるWeb投票画面の配信
有効回答:337件
※ 調査結果の詳細は[en]パートナーズCafe( http://cafe.enjapan.com/ )で公開しています。
▼ [en]学生の就職情報 http://gakusei.enjapan.com/
(エン・ジャパン http://corp.en-japan.com/ /同社プレスリリースより抜粋・7月6日)