TDB景気動向調査-2020年2月調査結果-
2020年3月4日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
新型コロナウイルス、国内景気を大幅に下押し
~ 人とモノの動きが停滞し全国的に悪化 ~
<調査結果のポイント>
- 2020年2月の景気DIは前月比3.2ポイント減の38.7となり5カ月連続で悪化、7年ぶりに40を下回った。国内景気は、後退局面が続くなか新型コロナウイルスの影響も加わり、大幅に悪化した。今後の国内景気は、新型コロナウイルスなどリスク要因も多く、緩やかな後退が続くとみられる。
- 10業界すべてが悪化となった。新型コロナウイルスの影響がさまざまな業界に波及、川下の消費関連企業から川上の素材関連企業までサプライチェーン全体に広がった。特に『製造』が10カ月連続で悪化、また『卸売』『運輸・倉庫』『サービス』も大幅に悪化した。
- 『南関東』『近畿』『九州』など全10地域、45都道府県が悪化した。消費税率引き上げや暖冬傾向の継続に加えて、新型コロナウイルスの影響が全国に及んだ。
人とモノの動きが停滞するなか、観光業が主要産業となる地域では景況感が大きく悪化した。「大企業」「中小企業」「小規模企業」が5カ月連続の悪化となった。
※次回発表予定
「TDB景気動向調査2020年3月調査結果」の発表は、2020年4月3日を予定しています。
<お問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク
データソリューション企画部 産業データ分析課
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E-mail: keiki@mail.tdb.co.jp
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(株式会社帝国データバンク /3月4日発表・同社プレスリリースより転載)