筑波銀行/業務限定でも支店長可能 若手の早期選抜・育成めざす
(株)筑波銀行(茨城県土浦市、生田雅彦頭取)は今年1月、エリア総合職と一般職に区分けしていた複線型コース制度を「ゼネラリストコース」と「セレクトコース」に改め、業務内容を限定する後者であっても個人特化店の支店長に就任できるようにした。セレクトコース内では、新設した役割給を4種類の業務内容によって付け替え、賃金に差を設ける。新入行員は、コースを決めずに雇用し、1年3カ月後に選択する。等級の見直しも図り、非管理職層は4から5に、管理職層は8から10に増やしている。若手の早期育成、抜擢を可能にして離職防止にも結び付ける。
(労働新聞社 労働関連ニュース 2020.02.27より転載)