四社共同で医薬福祉分野では日本初の
キャリア開発支援システムに着手
総合人材サービスのヒューマントラスト(東京都千代田区、阪本美貴子・代表取締役)はこのほど、会社創立10周年を迎え、本社移転と同時に医薬・福祉分野の人材関連事業、コンサルティング事業に参入しました。
そして、同社はこのたび、富士ゼロックス総合教育研究所、富士ゼロックス情報システム、HRラボと共同で、医師、看護師、薬剤師など医療従事者ならびに介護従事者のキャリア開発を支援する人材開発システム、EBMC(仮称)の共同開発に合意、3月1日よりシステムの開発に着手しました。
EBMC(エビデンス・ベースド・メディカル・キャリア:仮称)は、富士ゼロックス総合教育研究所と富士ゼロックス情報システムが共同開発し、すでに販売実績があるC2MS(キャリア・コンピテンシー・マネジメントシステム)と、同社が保有する、医療従事者の専門知識、スキルアセスメントのノウハウとを融合させた、医療・介護従事者向け専用のキャリア開発支援システムです。本システムは、医療関係の各専門家とのワーキンググループによる活動を通じ、今後約1年をかけ、最終的に医療・介護従事者すべての職種のキャリア開発に対応できるよう段階的に開発していく予定です。
また同社は、キャリア開発サポート事業(教育、人材開発、人材管理のアウトソーシング事業)を核とするため、適切な転職支援と、医療有資格者のための新たな評価制度の構築、さらには、同社内にメディカルキャリアコンサルタントを育成し、キャリアコンサルティングサービスを提供していく予定です。
本システムにより、各医療・介護従事者は、医師、看護職(保健師、助産師、看護師)、薬剤師、臨床検査技師等の職種別レベル別に必要な能力(コンピテンシー、スキル、知識、経験など)と、各自の能力ギャップを認識できるため、キャリア実現への具体的な目標設定が可能になるなど、キャリア開発への動機づけを高めることができ、医療機関は、適材の確保など、より質の高い人材の確保が可能となります。
(ヒューマントラスト http://www.humantrust.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・3月3日)