TDB景気動向調査(全国)-2019年1月調査結果-
2020年2月5日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
生産活動の停滞に記録的暖冬が追い打ち
~ 国内景気は4カ月連続で悪化、新型肺炎の影響も懸念 ~
<調査結果のポイント>
1.2020年1月の景気DIは前月比0.6ポイント減の41.9となり、4カ月連続で悪化した。国内景気は、在庫調整が進むなかで記録的暖冬も加わり、後退局面が続いている。今後の国内景気は、海外動向が最大のリスク要因となり、緩やかな後退が見込まれる。
2.『建設』『製造』『運輸・倉庫』など10業界中5業界が悪化、『サービス』など5業界が改善した。暖冬の影響が幅広い業種の景況感を押し下げた。『製造』は9カ月連続で悪化となった。
3.『東北』『北陸』『東海』など10地域中8地域が悪化、『南関東』と『九州』の2地域が改善した。暖冬傾向により北日本を中心に低調な季節需要が下押し要因となった。また、『東海』など海外依存度の高い地域で、設備稼働率の低下が目立った。規模別では「大企業」「中小企業」「小規模企業」がともに悪
化した
※次回発表予定
「TDB景気動向調査2020年2月調査結果」の発表は、2020年3月4日を予定しています。
<お問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク
データソリューション企画部 産業データ分析課
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E-mail: keiki@mail.tdb.co.jp
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(株式会社帝国データバンク /2月5日発表・同社プレスリリースより転載)