TDB景気動向調査(全国)-2019年12月調査結果-
2020年1月9日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
景気DIは3カ月連続で悪化、年末需要が低迷
~製造業の悪化が続くなど、国内景気は後退局面に入っている~
<調査結果のポイント>
- 2019年12月の景気DIは前月比1.1ポイント減の42.5となり、3カ月連続で悪化した。国内景気は、一部で好材料もあるものの、後退局面に入っているとみられる。今後は緩やかな後退が見込まれるなか、海外情勢の変化が国内景気へ及ぼす影響を注視する必要がある。
- 10業界中、『その他』を除く『建設』『製造』『運輸・倉庫』『サービス』など9業界が悪化した。『製造』が8カ月連続で悪化し、消費税率引き上げの影響も続くなか、年末需要が例年に比べて低迷した。
- 『南関東』『近畿』『東海』など10地域中9地域が悪化、『北関東』が横ばい。消費税率引き上げの影響が続いたほか、中国向け輸出の停滞や東京五輪需要の落ち着きも表れ始めた。『南関東』『近畿』の2地域で全国の景況感を0.62ポイント押し下げた。規模別では「大企業」「中小企業」「小規模企業」がともに悪化した。
※次回発表予定
「TDB景気動向調査2020年1月調査結果」の発表は、2020年2月5日を予定しています。
<お問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク
データソリューション企画部 産業データ分析課
TEL: 03-5775-3163
E-mail: keiki@mail.tdb.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社帝国データバンク /1月9日発表・同社プレスリリースより転載)