グッドジョブ、選択型フルタイム派遣「チョイスフル」をスタート
総合人材サービスのテンプスタッフグループでパートタイムに特化したグッドジョブ(東京都新宿区、和田孝雄・代表取締役社長)は、2007年6月5日(火)より、選択型フルタイム派遣「チョイスフル」を開始致しました。同サービスは、独自のプログラムを用いて業務量の最適化診断を行い、人材不足が顕著な企業の人材確保に大きく貢献すると共に、就業条件に制約のある主婦層の就業機会拡大も実現する新たな派遣制度となります。
■ 週5日業務を週4日に業務を最適化
景気回復や団塊世代大量退職、加速する少子高齢化にともない、多くの企業が人材確保に苦慮している中、結婚や出産で一旦仕事を離れた後、再び働きたいと思う主婦需要が急増しています。その数いまや、1154万人とも言われています。(総務省統計局25-54歳調べ)
しかしこれまでは、「週3日程・扶養枠内での短時間労働」を希望する主婦と、週5日フルタイムが定着している大半の企業ニーズとではミスマッチが生じ、就業に至らないケースが多数ありました。
そこで主婦層の就業拡大に努めるグッドジョブでは、これらのミスマッチを改善すべく、自社に登録するスタッフ100名に“主婦が働きやすい条件”に関するアンケートを実施しました。その結果、「69%の主婦が扶養枠に捉われない週30〜35時間程の就業を望んでいる」と回答し、「主婦の働きやすい就業形態は、扶養枠内での短時間労働ではない」ことがわかりました。
グッドジョブでは、これらのアンケート結果を重視し、通常週5日で行う業務を、週4日から週5日の30〜35時間程度に業務を最適化する、選択型フルタイム派遣「チョイスフル」を開始、企業と求職者のマッチングを強化します。
当サービスは、独自の求人活動では週5日フルタイムの人材発掘に苦慮している企業を主なターゲットとし、グッドジョブ独自のプログラムを用いて、業務量、人材面を診断。診断結果をもとに、業務の最適化が見込める企業に対し、30〜35時間程の就業を希望する人材を全業種で派遣致します。これにより企業側は業務の繁忙や業務構造に合わせ、効率的な人材の確保が可能となります。一方、主婦にとってもライフスタイルに合わせた多様な就業機会が得られ、双方にとり大きなメリットとなります。
また、すでにパートタイム派遣を活用された84%の企業が「社会経験が豊富な主婦層は、業務の処理能力の高さや勤務態度に満足」と回答しています。
今後は選択型フルタイム派遣を新たな雇用スタイルとして、広く提案して参ります。
(テンプスタッフ http://www.tempstaff.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・6月6日)