学習者の集中度を測定して、学習態度・講師・組織の改善を促進する学習管理システムが誕生します
eラーニング事業を展開するプロシーズは、2019年12月下旬より学習管理システム「LearningWare」にて、学習中の集中度を計測する「ConcentrateLMS」サービスを提供開始いたします。受講者の学習態度や講義内容の改善のみならず、データ活用による企業・組織のタレントマネジメント・分析活動に貢献いたします。
●受講者の能動的な学習促進をサポート。
組織のタレントマネジメント・分析の指標に。
「ConcentrateLMS」サービスは、学習管理システムと連動することで、受講者の集中度を測定し、受講者から、講師・教材、組織のタレントマネジメントまで、それぞれの改善に役立つデータを提供するサービスです。集中度測定ソフトはデータミックス社が提供する「Sension」を活用しています。
・集中度とは学習者の態度であり、個人の興味・関心を示す指標です。
学習管理システム上で、講義を受けることにより、集中度と時間経過による推移を取得することができます。これにより、個人は自身の興味・関心といった特性を把握することができ、企業は受講者の学習態度と個人の興味・関心を把握できるようになりました。これを利用することにより、以下のような取り組みが可能になります。
1.講座の改善
企業における研修や大学等の教育はしばしば、学習者にとっては受動的なものとなり、学習効果を十分に出すには受講者が能動的に学ぶ工夫が必要です。学習者の集中度が低い原因は、講座の中に隠れている場合があります。
そういった場合に、集中度は、受講者が質のよい学習を行っているかを測る指標になります。
ひとつのスライドに文字を詰め込みすぎて、理解が追いついていない状態ではないか、説明不足ではないか、学ぶ意義が伝わっていないのではないか、といった分析が可能です。
2.受講者の態度改善の促進
受講者は、このデータを利用して、自身の興味分野の把握や全体との比較をすることができるため、自分の特性として伸ばすべき能力の把握をサポート、業務知識等の習得のための自己努力を促します。
企業は、受講者の集中度が足りなかった場合には、再学習を促すといったことも可能になります。企業にとって、法令遵守・情報セキュリティ対策といった重要なコンプライアンス対応など、知っておいてほしいことを伝える手段になります。
3.個人の興味・関心に沿ったマネジメントができる
人手不足の日本において、「個人の適性・傾向」に応じて業務をアサインしていくタレントマネジメントが求められていますが、それにはまず、個人の適性・傾向を知ることが必要です。
集中度の計測は個人の適性・傾向を把握する上で必要な「個人の興味・関心」を把握することが可能となっており、タレントマネジメントを行う上での指標となります。経験など人に依存したアサインに比べ、客観的根拠である集中度データに基づいたアサインが可能になるため、より良い改善が見込まれます。
4.ハイパフォーマーの行動分析指標として活かす
どのような集中度の特性をもった人物がハイパフォーマーなのか、自社のマネジメントに向いている人はどういった行動をするのか、といった分析を集中度という指標で行うことができます。企業の作成した講座の集中度計測をするため、業務との関係性は密接なものです。よりよい分析結果が期待できます。
【サービス内容】
1.集中度表示
講座、および動画ごとに、受講者自身の集中度が表示されます。
そして同じ講座/動画を見ている他者平均と比較できます。個別学習時に他者との競争意識を持たせることができます。
2.集計機能
管理画面において、複数の講座を対象とした集計機能を提供します。動画別の集中度時間推移はもちろん、集中度とアンケートの講座別集計により、講座及び講師間の比較を可能にします。
<個人情報について>
ConcertrateLMSサービスはカメラは使用しますが、録画や撮影は行わないため、個人を特定するような個人情報を記録することはありません。ただし、講義を受けることにより、個人の興味や関心度合いを取得することは可能となります。
今後も株式会社プロシーズでは、働く皆様のキャリアアップと企業の発展に寄与すべく、eラーニングソリューションを提供してまいります。法人向けeラーニングサービス、および今回のプレスリリースについては、Webサイトまたはお電話にてお問い合わせ下さい。
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(株式会社プロシーズ / 11月19日発表・同社プレスリリースより転載)