1万人が回答!「転勤」に関する意識調査(『エン転職』ユーザーアンケート)
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する日本最大級の総合転職支援サービス『エン転職』上で、ユーザーを対象に「転勤」についてアンケートを実施し、10,539名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
<調査結果 詳細>
1:6割が「転勤は退職のキッカケになる」と回答。
「転勤は退職を考えるキッカケになりますか?」と伺ったところ、64%が「なる」(なる:31%、ややなる:33%)と回答しました。年代別にみると、若手になるにつれ影響度が大きいようです。男女別にみると、男性より女性がキッカケになることが分かりました。
「これまでに、転勤を理由に退職したことはありますか?」と伺うと、「退職したことがある」は5%に留まりました。年代が上がるにつれ、退職割合が高まっています。男女別では、女性よりも男性が退職経験が多いようです。
2:転勤辞令への対応、6割が承諾意向。「家賃補助」「昇進・昇給」「期間限定」の条件付きなら前向きな方が多数。
今後、転勤辞令が出た場合の対処法を伺ったところ、63%が「承諾する」(承諾する:13%、条件付きで承諾する:50%)と回答しました。男女別にみると、女性より男性が承諾する割合は高いようです。
「条件付きで承諾する」と回答した方に、承諾条件を伺ったところ、トップ3は「家賃補助が出る」(73%)、「昇進・昇給がある」(56%)、「転勤期間が決まっている」(55%)でした。年代別で10ポイント以上差が出たのは「転勤先を選択できる」(20代:38%、30代:35%、40代以上:28%)、男女別で10ポイント以上差が出たのは「単身赴任手当がある」(男性:52%、女性:41%)、「やりたい仕事ができる」(同:31%、42%)、「転勤先を選択できる」(同:27%、42%)でした。
3:転勤拒否の理由、20代は「新天地に慣れる大変さ」、30代は「子育てへの影響」、40代は「親の介護への影響」
「条件に関係なく転勤を拒否する」と回答した方に、理由を伺うと、トップ3は「配偶者も仕事をしているから」(34%)、「子育てがしづらいから」(34%)、「親の世話・介護がしづらいから」(33%)でした。年代別にみると、20代は「新しい土地に慣れることが大変だから」(40%)、30代は「子育てがしづらいから」(46%)、40代以上は「親の世話・介護がしづらいから」(41%)がそれぞれ最多でした。年代が上がるにあたり、子育てや親の介護など家庭環境も大いに影響するようです。男女別で結果をみたところ、男性は「親の世話・介護がしづらいから」(40%)、女性は「子育てがしづらいから」(37%)がそれぞれ最多でした。
4:転勤してよかったことトップ3、「人間関係の広がり」「自身の能力向上」「業務範囲の拡大」。
過去の転勤有無を聞くと、26%が「転勤したことがある」と回答しました。年代別では、20代16%、30代25%、40代36%、男女別では、転勤経験のある方は、男性37%、女性15%でした。
転勤経験がある方に、転勤してよかったことを伺ったところ、トップ3は「人間関係が広がった」(55%)、「自身の能力が向上した」(39%)、「業務範囲が広がった」(37%)でした。年代別で5ポイント以上差が出たのは、「人間関係が広がった」(20代:56%、30代:59%、40代以上:54%)、「昇進・昇給した」(同:19%、23%、24%)、男女別で5ポイント以上差が出たのは「人間関係が広がった」(男性:54%、女性:60%)でした。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査期間:2019年8月28日 ~ 9月25日
■調査対象:『エン転職』を利用するユーザー
■有効回答数:10,539名
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(エン・ジャパン株式会社 / 10月24日発表・同社プレスリリースより転載)