製造業の悪化が続き、国内景気は2カ月連続で小幅な改善~『TDB景気動向調査 2019年9月調査結果』:帝国データバンク
2019年10月3日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
<調査結果のポイント>
- 2019年9月の景気DIは前月比0.3ポイント増の45.0となり、2カ月連続で改善した。国内景気は、製造業の悪化を受け後退局面入りの可能性が続く一方、旺盛な建設需要が押し上げ要因となったほか、一部で駆け込み需要もみられた。今後の国内景気は、消費の落ち込みに加えて、輸出減速や設備投資の慎重化など懸念材料が多く、不透明感が一層強まっている。
- 10業界中、『小売』『建設』『サービス』など8業界が改善、『製造』など2業界が悪化した。『小売』を中心に緩やかな駆け込み需要がみられた一方、自動車や半導体関連の低迷を受け『製造』は悪化が続いた。
- 『東北』『南関東』『九州』など10地域中8地域が改善、『北関東』と『北陸』の2地域が悪化した。ホテル建設の活発化や公共工事の前倒し執行が好材料となった一方、中国経済の減速や設備投資意欲の伸び悩みに加え、台風15号にともなう影響も一部地域で表れた。
詳細はPDFをご確認ください
※次回発表予定
「TDB景気動向調査2019年10月調査結果」の発表は、2019年11月6日を予定しています。
<お問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク データソリューション企画部 産業データ分析課
TEL: 03-5775-3163 E-mail: keiki@mail.tdb.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社帝国データバンク https://www.tdb.co.jp/index.html /10月3日発表・同社プレスリリースより転載)