国内景気、8カ月連続で悪化。海外景気の悪化に天候不順が追い打ち~『TDB景気動向調査 2019年7月調査結果』:帝国データバンク
2019年8月5日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
<調査結果のポイント>
- 2019年7月の景気DIは前月比0.5ポイント減の44.6となり、8カ月連続で悪化した。国内景気は、製造業の悪化基調や設備投資意欲の低下が続くなか、天候不順も響き、後退局面入りの可能性が高まってきた。今後の国内景気は、消費税率引き上げにともなう消費減退に加え、日米通商交渉やFRBの利下げが及ぼす影響も懸念され、不透明感が一層強まっている。
- 10業界中、『製造』『卸売』『小売』『農・林・水産』など6業界が悪化、3業界が改善、1業界が横ばいとなった。一部地域での記録的な日照不足や低気温が響いたほか、輸出減速や設備投資意欲の低下もマイナス材料となった。
- 『南関東』『東海』『中国』など10地域中7地域が悪化、『北海道』『九州』の2地域が改善、『北関東』が横ばいとなった。米中貿易摩擦や景気の先行き懸念の高まり、低調な民間住宅建設など、設備投資意欲が9地域で低下。また一部地域では天候不順の影響も受けた。
詳細はPDFをご確認ください
※次回発表予定
「TDB景気動向調査2019年8月調査結果」の発表は、2019年9月4日を予定しています。
<お問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク データソリューション企画部 産業データ分析課
TEL: 03-5775-3163 E-mail: keiki@mail.tdb.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社帝国データバンク https://www.tdb.co.jp/index.html /8月5日発表・同社プレスリリースより転載)