入社の決め手に男女で差。男性は自分だけでなく会社の成長度も重視~『2019年度 新入社員アンケート』:DYM
年間1,000回以上の就職イベントを行う株式会社DYM(ディーワイエム、本社:東京都品川区、代表取締役社長:水谷佑毅)は、2019年度入社の都内企業の新入社員に調査を実施し、2019年5月9日(木)~5月29日(水)の間に得た229名の有効回答を集計し、2019年7月11日(木)に発表しました。調査の結果、入社の決め手となった理由は、男性では「自己成長ができる環境があるから」、女性では「社風が自分と合っていた」が1位となりました。
■男性は自己成長、女性は自分との相性を重視
本調査は、2019年に入社した、都内企業の新入社員、229名(男性146名・女性83名)を対象に実施しました。
その中で、入社時に決め手となった理由を調査したところ、全体では、「自己成長できる環境がある」「社風が自分と合っていた」が1位、次いで「一緒に働きたいと思える社員がいた」が選ばれる結果となりました。
しかし、男女別に結果を比較すると、男性の回答では「自己成長できる環境がある」「会社に将来性があると思った」といった、自分の価値を高めるための環境であるかどうかを重視する傾向にあることが分かりました。
一方で女性は、男性回答では3位だった「社風が自分と合っていた」が1位に、男性回答では6位の「直感・フィーリングでいいと思った」が4位になるなど、自分自身との相性で企業を選んでいることが読み取れました。
これらの結果から、就活生や内定者、新入社員に対して、特に男性学生には、この会社で叶えられる自己成長や、会社の将来性について企業が明確にすることこそ、採用の成功ひいては入社後の離職抑止に繋がると考えられます。
年間延べ4,000人以上の学生の就職をサポートしている、当社人材事業部の沖之城は、以下のように分析します。「社会の将来への見通しが難しくなっている今、若手社員の就職意識は“終身雇用”から“転職が当たり前”の時代となっています。その中で男性は、成長ができる環境で、自分自身に力を付けたいという気持ちが大きいのではないかと言えます。また、女性は、結婚・出産などのライフイベントに備えたいという気持ちから、社風や人柄、フィーリングで会社を見る傾向にあるのではないでしょうか。新入社員へのフォローを行う中で、企業は、福利厚生や給与だけでなく、あらゆる方面から自社の魅力を語れるようにしておく必要があるでしょう。」
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社DYM https://dym.asia/ /7月11日発表・同社プレスリリースより転載)