毎日コミュニケーションズ、2008卒対象
「就職活動アンケート 4月の動き」調査結果を発表
就職情報サイト「毎日就職ナビ」( http://job.mycom.co.jp )を運営する毎日コミュニケーションズ<マイコミ>(東京都千代田区、中川信行・社長)は、2008年卒業予定の学生を対象とした「学生の就職活動アンケート 4月の動き」の調査結果を発表しました。
【 調査結果の概要 】
■ 内々定保有率60.6%に
4月までの内々定保有率は60.6%になった。対前年(59.1%)と大きな差はないが、一人あたりの平均内々定保有社数は全体で2.08社と昨年の1.85社を大きく上回っている。内々定が特定の学生に集中していることがうかがえる。
【 ご参考 】各年同時期の内々定保有率07卒 06卒 05卒 04卒 03卒 59.1% 47.6% 46.1% 43.1% 37.6%
選考結果が出始めたこの時期、就職活動開始時と現在での感触をきいたところ、上記のように内々定保有率・平均保有社数は増加しているにもかかわらず、「思ったとおり厳しい+思ったよりも厳しい」が66.5%と、07卒の62.8%より3.7ポイント増加した。厳しいと感じる点は「採用基準の高さ」が39.7%と昨年に引き続き最も多く、その割合は前年(36.9%)を上回る結果となった。「売り手市場」といわれ就職活動が楽観視されるなか、就職希望先を高望みしすぎたことなどが要因と思われる。
■ 初任給の金額は「気になる」が約8割・「高いと仕事が厳しそう」が5割
企業選択をする際に初任給の金額が気になるか聞いてみたところ、78.3%が「気になる+多少気になる」と回答した。初任給が高い企業をどう思うか聞いたところ、「高い分、仕事が厳しそうで怖い」が51.1%で最も高くなった。初任給の金額は気になるものの、高すぎると警戒する傾向にあり、初任給の金額を他社より高くすることで必ずしも学生からの応募が増えるわけではないようだ。
【 「学生の就職活動アンケート 4月の動き」調査概要 】
・ 調査内容/就職活動状況の定点調査
【追加設問】 (1)企業の採用ホームページについて(2)入社案内(パンフレット)について(3)企業ブランドについて(4)企業選択のポイントについて
・ 調査対象/2008年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生
・ 調査期間/2006年4月27日〜2007年5月1日
・ 回答数/1,141名(文系男子251名、文系女子399名、理系男子238名、理系女子253名)
・ 調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
・ 備考/1989年からモニターアンケートを実施
※ 調査結果の詳細は採用サポネット( http://navi.mycom.co.jp/saponet )で公開しています。
(毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・5月11日)