卒業後の進路が確定した大学生/大学院生は9割以上。就職活動に関する情報収集の開始時期は「大学3年/大学院1年の6~9月頃」が最も高い~『2019年卒学生の就職活動の実態に関する調査』:全国求人情報協会
公益社団法人全国求人情報協会の専門部会である「新卒等若年雇用部会」は、調査・研究活動の一環で、民間企業・団体への就職活動を経験した全国の大学4年生・大学院2年生を対象とするアンケート調査を実施し、2019年卒学生の就職活動実態をまとめましたので、ご報告します。
<TOPICS>
- 民間企業・団体への就職活動を経験した大学生/大学院生の9割以上が3月時点で進路確定。
- 就職活動に関する情報収集の開始時期は、「大学3年/大学院1年の6~9月頃」が最も高い。
- 大学生の就職活動の各プロセスにおける活動量は、プレエントリー23.4社、企業説明会参加14.5社、書類選考10.9社、面接など対面選考7.7社となり、いずれも前年を下回る。
- 就職活動による各活動の支障状況は、大学生で「アルバイト」、大学院生は「ゼミや研究室での活動」が最も高い。
- 大学生の勤務地の志向は、都市部・首都圏派:3割半ば、地方派:2割超で、「地方派」が前年より増加。
- インターンシップ参加時期は、大学生で「大学3年生8月」が最も多く、この時期に初めて参加。
- インターンシップの認知きっかけは「就職情報サイト/就職情報アプリ/就職情報誌」がトップ。
参加期間は、大学生・大学院生ともに「1日」が中心も、大学院生のほうが参加期間が長い。 - インターンシップ参加企業への入社予定は、大学生で3割。4割強が「異業種に入社予定」。
<調査の概要>
1)調査目的:大学生や大学院生の就職活動の実態を把握し、関係各位の参考に供する。
2)調査対象:民間企業・団体への就職活動を在学中に経験した全国の大学4年生・大学院2年生1,531名
※就職活動の経験者を、プレエントリー(資料・採用情報の請求)、説明会、書類選考、対面選考のいずれか1つ以上の経験者と定義した。当該の条件を満たす1,464名で集計を実施
3)調査時期:2019年3月20日~29日
4)調査方法:インターネット調査(調査実施機関:株式会社マクロミル)―マクロミル社のモニターにスクリーニング調査を行って対象者を抽出し、学校種別、性別、専攻系統(文理)の構成比が母集団に近づくよう、「文部科学省学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行った。
<お問い合わせ先>
公益社団法人全国求人情報協会 業務部・佐藤日出男
Tel03-3288-0881 cyousa@zenkyukyo.or.jp
◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(公益社団法人全国求人情報協会 https://www.zenkyukyo.or.jp/ /7月3日発表・同協会プレスリリースより転載)