20~49歳の既婚・子供あり女性の就業率は5割超え、結婚/出産/育児により職場を退職しない女性が増加~『女性の就業に関する1万人調査』2013年と2019年における就業に関する変化レポート:リクルートジョブズ
株式会社リクルートジョブズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:葛原孝司)の調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」は、全国18~64歳を対象とした「女性の就業に関する1万人調査」(2019年4月4日発表)をもとに、20~49歳の既婚・子供あり女性2,147人をセグメントし、2013年と2019年における就業に関する変化レポートを発表しましたのでお知らせいたします。
■仕事を選ぶ際の条件に「休暇をとりやすいこと」が重視項目として上昇
「休暇をとりやすいこと」は「休日の日数」を踏まえると、日数の多さではなく、急な休みにも対応してもらえるといった柔軟性が重視されていると考えられる。
仕事を選ぶ際の就業条件の重視度 / たいへん重視 / 分類 / 2013年
1位 転勤が無いこと / 33.7% / 場所 / 1位(→)
2位 休暇をとりやすいこと / 30.4% / 休日 / 4位(↑)
3位 通勤の便が良いこと / 29.6% / 場所 / 2位(↓)
4位 安心して働けそうであること / 28.0% / 環境 / 10位(↑)
5位 長く働けそうであること / 27.9% / 環境 / 5位(→)
6位 希望する勤務地であること / 27.8% / 場所 / 3位(↓)
7位 希望する休日、残業、勤務時間であること / 27.1% / 休日・時間 / 8位(↑)
8位 通勤時間が短いこと / 26.6% / 場所 / 6位(↓)
9位 希望する職種、仕事内容であること / 25.6% / 仕事内容 / 7位(↓)
10位 希望する業種であること / 23.5% / 仕事内容 / 9位(↓)
2013年は就業者(n=1,741)
■結婚や出産による退職が減り、「子供ができて産休・育児休暇を取得し、就業継続」が増加
「結婚して退職、結婚後無職」34.2%や「結婚して退職、結婚後転職」30.3%が2013年調査より減少。
一方、出産・育児は「子供ができて産休・育児休暇を取得し、就業継続」15.8%がもっとも増えており、結婚や出産・育児により職場を退職せずに就業継続する女性が増えていることがうかがえる。
調査結果でもみられるように、結婚や出産を経験しながらも就業継続をする女性が増えています。今後、企業は就業継続できる環境づくりから、子育てや介護等の生活との両立をしながらキャリア形成する職場づくりが重要になっていきます。
※報告書について
<女性の就業に関する1万人調査>~20~49歳の既婚・子供あり女性就業者編ー2013年と2019年の比較~
調査目的:
女性の就業実態および意識を明らかにする。
また、過去調査との比較を踏まえて女性の就業実態や意識の変化を考察する。
調査期間:
2019年2月5日(火)~2月20日(水)スクリーニング調査、本調査含め
対象者条件:
全国18歳~64歳の女性のうち、20~49歳の既婚・子供有女性2,147人をセグメント ※スクリーニング調査での出現に合わせて、年齢・就業状況で割付
有効回答数:全体10,000人のうち、対象2,147人
■報告書URLはこちら
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社リクルートジョブズPR事務局
TEL: 03-5545-3888 E-mail: jbrecruit-ml@aur.co.jp
◆本調査の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルートジョブズ https://www.recruitjobs.co.jp/ /6月28日発表・同社プレスリリースより転載)