就活スケジュールは広報開始・選考開始とも「現状が良い」が過半数~『キャリアセンターの就職支援に関する調査』:雇用開発センター
雇用職業情報を提供する、一般財団法人雇用開発センター(代表理事:井上英紀)は、全国の私立大学キャリアセンター・就職課に対し「就職支援に関する調査」を実施いたしました。
この度、調査結果の速報がまとまりましたので、一部抜粋をお知らせ致します。
業務の負荷とアウトソーシング:
55.5%の大学が「前年より業務の負荷が増した」とし、「前年より減った」は0.5%にとどまりました。また、業務のアウトソーシングを行っていない大学は6.8%で、ほとんどの大学が何らかの業務をアウトソーシングしているようです。
就職ガイダンス:
新しい就職ガイダンスへの取り組みについて、回答のあった78校のうち、約3割の大学が「1・2年生からの就職ガイダンス」と回答。昨年来の就活ルールの廃止(通年採用)の動きの影響がうかがえます。
就活スケジュール:
現状の就活スケジュールでの、広報開始時期(3年生の3月)について、「現状で良い」(68.6%)との回答がトップで、2位の「もっと早いほうが良い」の16.4%を大きく上回りました。
選考開始時期(4年生の6月)についても、「現状で良い」が54.1%、「もっと早いほうが良い」が29.1%と続きます。就活ルールの廃止や通年採用を推進する企業側に対し、就職支援の現場では現状維持の意向が高い結果となっています。
●調査名 キャリアセンター・就職課の就職支援に関する調査
●調査対象 全国私立大学(570校)のキャリアセンターまたは就職課
●調査期間 2019年4月4日~5月27日
●調査方法 郵送法
●有効回答 220校
【お問合せ】
本調査に関するお問合せは下記までお願いします。
一般財団法人 雇用開発センター 相澤・石塚
〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町3丁目23番11号 プライム浜町ビル4階
TEL:03-5643-8220 e-mail: kouhou@earc.or.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(一般財団法人雇用開発センター https://www.earc.or.jp/ /6月10日発表・同社プレスリリースより転載)