派遣社員の実稼働者総数、前年同期比103.6%の増加~『労働者派遣事業統計調査』(2019年第1四半期(1~3月)):日本人材派遣協会
一般社団法人日本人材派遣協会では、主要会員の協力により、全国10地域において四半期ごとに実稼働者数の統計調査を取りまとめております。
このたび、2019年1~3月期(第1四半期)の集計結果がまとまったので、その概要を公表いたします。
■概要
派遣社員の実稼働者総数(四半期平均)は、対前年同期比5,832人増の361,392人となった。
前年同期比では103.6%となり、2013年第3四半期(7月~9月期)の100.4%以降、23四半期連続して前年同期比が100%を超える結果となった。
■地域別状況
地域別の実稼働者数(四半期平均)は、大都市圏の「南関東(104.3%)」「北関東(109.4%)」「東海(106.1%)」「近畿(103.2%)」が前年同時期100%を上回ったが、「北海道(99.5%)」「東北(98.6%)」「北陸(95.4%)」「中国(97.9%)」「四国(95.3%)」「九州(99.2%)」は、2018年第4四半期に引き続き対前年同期比100%を下回った。
■業務別状況
業務別の実稼働者数(四半期平均)は、「貿易(188.6%)」「営業(131.1%)」「一般事務(120.4%)」の前年同期比が高い伸びとなっている。
一方で、「機器操作(80.6%)」「財務(76.1%)」の2つの業務は、前年同期比が100%を下回る結果となった。
「財務(76.1%)」は、2015年第4四半期(10月~12月期)から14四半期連続のマイナスとなっている。
■紹介予定派遣
紹介予定派遣の派遣実稼動者数(四半期平均)は、前年同期比91.6%の4,707人となった。
また、「成約件数(四半期計)」は前年度同期比107.6%となり、高い伸び率が続いた2018年に対して変化がみられる。
■短期派遣
短期派遣の実稼働者数(四半期平均)は、前年同期比111.5%の94,277人となった。
※ 実稼働者数は各月末の最終営業日をカウント (短期派遣のみ各月の延べ人数をカウント)
<お問合せ先>
一般社団法人 日本人材派遣協会 統計調査担当 Tel:03-6744-4130
◆本リリースの詳細は、こちら(PDF)をご覧ください。
(一般社団法人日本人材派遣協会 https://www.jassa.or.jp/ /5月21日発表・同法人プレスリリースより転載)