リクルート、「求人予報」発表
リクルート(東京都中央区、柏木斉・代表取締役社長 兼 CEO)の人と組織に関する研究機関 ワークス研究所は、四半期ごとの求人件数動向、および、主要企業の採用見通しや各経済指標などを基に、3ヵ月の見通しを判断し「求人予報」を発表しています。4月27日に、2007年1-3月の実績と4-6月の見通しを発表致しましたので、ここにお知らせいたします。
【 概観 】
1-3月期の求人動向は、伸び続けた求人数が落ち着きをみせた
4-6月期は、対前年伸び率がゆるやかな下降傾向となる見通し
1-3月期の求人動向は、対前年伸び率平均が-2.8%となっている。3ヵ月移動平均でみると、2006年11月にマイナスに転じて以来マイナス傾向が続き、求人件数が落ち着きをみせている。4-6月期は、引き続き、求人数はゆるやかな下降傾向となる見通し。
【 主要業種の動向 】
1-3月期は、建築・土木、不動産、運輸、金融業で伸び率が落ち込んだほかは、全業種で前年並みの件数に。4-6月期も、同じ傾向が続く見通し
【 要旨 】
1-3月期は、建築・土木、不動産、運輸、金融関連で伸び率が落ち込んだ以外は、求人数は前年並みであった。4-6月期も、厳しい採用市場となるため、外部からの人材確保が困難で、人材確保の手段を既存社員の定着のための施策や、アルバイトの社員登用などの内部登用に切り替える企業が増加する模様。
■ 詳細は、ワークス研究所のホームページよりご覧ください。 http://www.works-i.com
ワークス研究所は、1999年1月に設立されたリクルートの中にある「人」と「組織」に関する研究機関です。
(リクルート http://www.recruit.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・4月27日)