2018年度の研修費用は半数に迫る企業が前年度と比べて増加。増加の理由は「人材育成への経営者の関心が高まったため」が最多~『従業員研修の実施状況に関するアンケート結果』:東京商工会議所
東京商工会議所は、当所研修講座の利用企業を対象に行った調査結果を別紙の通り取りまとめました。本調査は当所 研修センター主催の研修講座に参加した企業1000社を対象に実施したもので、従業員研修の実施に関する動向やニーズを把握するために実施したものです。調査結果概要は以下のとおりです。
(有効回答300社、30.0%)
【 調査概要 】
1.2018年度研修費用の前年度比
⇒半数に迫る企業が「増加」を選択。増加の理由は「人材育成への経営者の関心が高まったため」が最も多く、次いで「研修を受けさせる対象者層が広がったため」となった
2.2019年度研修予算の前年度比
⇒「減少」を選択した企業は僅か。2018年度に引き続き、研修費用の増加傾向が見込まれる
3.社外研修受講前と受講後の取り組み
⇒社外研修受講前は「特に何もしていない」が4割。一方受講後は「特に何もしていない」は1割に満たず、「受講者から上司への報告(書面)」、「同僚・部署内での情報共有」の回答が上位
4.今後重点的に育成したい階層と身に付けさせたいスキル
⇒階層は、「中堅社員」「管理職候補」「若手社員」が上位。身に付けさせたいスキルでは、「中堅社員」より上の全ての階層において、「部下・後輩の指導・育成力」の回答が50%を超えた
■調査結果
【本件担当・問い合わせ先】
東京商工会議所
人材・能力開発部研修センター
担当 西薗 樺澤
TEL 03-3283-7652
FAX 03-3201-0507
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(東京商工会議所 https://www.tokyo-cci.or.jp/ /4月9日発表・同社プレスリリースより転載)