毎日コミュニケーションズ、2008卒対象
「就職活動アンケート 3月の動き」調査結果を発表
日本最大級の就職情報サイト「毎日就職ナビ」( http://job.mycom.co.jp )を運営する毎日コミュニケーションズ<マイコミ>(東京都千代田区、中川信行・社長)は、2008年卒業予定の学生を対象とした「学生の就職活動アンケート 3月の動き」の調査結果を発表しました。
【 調査結果の概要 】
■ 最終面接が始まり、内々定獲得段階へ移行
選考段階に進んだ学生のうち「最終面接を受けた」と回答した学生の割合が、前後半ともに対前年比で若干増加(後半:07年卒23.3%→08年卒24.4%)、「内々定を受けた」学生も増加している(前半:07年卒5.8%→08年卒8.7%)。しかしながら、就職活動自体を終了する学生の割合はそれほど増えておらず(前半:07年卒3.1%→08年卒3.3%、後半:07年卒6.1%→08年卒5.6%)、4月を目前にまだ意思決定の段階までは至っていない様子である。
※ 前半:3月1日〜15日、後半:3月16日〜31日
■ 内々定保有率24.6%
3月までの内々定保有状況は、前年比1.8ポイント増の24.6%。男女文理別に見ると、理系男子が37.1%で最も高く、次いで理系女子が31.4%、理系はいずれも前年比増を記録し、理系人気をうかがわせる状況となっている。なお、全体の内々定保有社数は前年比0.13ポイント増の1.44社と、3月までに多くの企業が内々定を出したことがわかる結果となった。
今後の活動については、「内々定先に満足したので終了する」が前年比で減少(07年卒31.8%→08年卒28.2%)する一方、「内々定先に不満ではないが続ける」「もう少し自分の力を試したい」など、好況感を受けてより多くの機会を求めて継続するという回答が多く見受けられた。
■ 企業選択において「社風を重視する」との回答が約9割
企業選択の際に「社風」「安定性」「業界上位」を重視するかの設問に対しては、「社風」では文理男女全てのカテゴリで90%以上が重視すると回答し、社風が企業選択に大きく影響していることが判明した。なお、社風が良い会社とはどのような会社かという問いには、「人事担当者の印象がよい」との回答が前年比増の41.2%(07年卒36.6%)で、一番初めに、そして一番多く接する人事担当者の印象から社風を感じ取り、判断している様子が見受けられる。
また、業界上位志向は男子の方が強く、安定志向では女子の方が強いという結果となった。
【 「学生の就職活動アンケート 3月の動き」調査概要 】
・ 調査内容/就職活動状況の定点調査
【追加設問】(1)エントリーシートについて(2)企業セミナー・グループディスカッションについて(3)社風について(4)学生が考える「安定性」・「業界上位」とは
・ 調査対象/2008年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生
・ 調査期間/2006年3月28日〜2007年4月1日
・ 回答数/3,367名(文系男子884名、文系女子1,122名、理系男子688名、 理系女子673名)
・ 調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
・ 備考/1989年からモニターアンケートを実施
※ 調査結果の詳細は採用サポネット( http://navi.mycom.co.jp/saponet )で公開しています。
(毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・4月11日)