アルー、2007年度「新入社員意識調査総論」を発表
【 2007年度の新入社員の傾向とは? 】
景気が回復するなか、ここ数年、企業は優秀な人材を確保するために積極的な採用活動を繰り広げています。このような売り手市場の就職活動を経て就職をする2007年度の新入社員の意識を理解するために、アルー(東京都渋谷区、落合文四郎・代表取締役兼CEO)は、2007年3月に四年制大学を卒業する310名(男性155名、女性155名)を対象に「07年度新入社員意識アンケート調査」を実施しました。
その結果、以下のような「他者からの認知・賞賛による自己認識、及び自己満足の発生」、「自己表現のひとつとして“発信”を行うことに対して意識が高く、“受信”などの他者に注意を向ける点に対しては意識が希薄」という傾向があることがわかりました。また、自己のメンタルとして不満を感じるポイントは“悲観的”“消極的” と、企業側が求める「行動的」「積極的」といった能動的な若手像とのギャップが読み取れる結果となりました。
これらの新人社員の傾向をふまえ、採用・教育する立場の企業としては、若手の価値基準を早期から意識し、これからの企業を支える重要な存在として歓迎する姿勢を新入社員に見せることが労働力確保の課題に対する解決策の一つとして重要であると考えられます。
【 トピックス 】 (※ 詳細結果はこちらの資料をご参照ください)
■ 新入社員の仕事への価値観
・ 仕事内容で求めるのは「やりがい」(63.2%)
■ 新入社員の職場における達成感とモチベーション
・ 一番の達成感は「上司に褒められたとき」(26.1%)
・ 会社で一番言われたいのは「将来が楽しみだな」(37.1%)
・ 会社で一番言われたくないのは「使えない奴だな」(61.9%)
■ 新入社員が重視する能力
・ 一番不満に感じる自分の能力は「表現力」(20.0%)
■ 新入社員が抱くストレス
・ 一番ストレスを感じる相手は「協調性のない人」(29.4%)
・ 一番不満に感じる自分のメンタルは「消極的なところ」(21.3%)
■ 新入社員が考える上司像と文化
・ 一番不満に感じる上司は「態度が大きい人」(48.7%)
・ 一番嫌な会社の制度・文化は「派閥文化」(58.4%)
■ 新入社員が不満に思う社内行事
・ 一番参加したくないのは「合宿」(25.8%)
(アルー http://www.alue.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・4月6日)