設立間もないベンチャー企業の
「初めての新卒採用」を特別支援
人材採用コンサルティングのワイキューブ(東京新宿区、安田佳生・代表取締役)は3月1日に、設立5年以内、従業員数10名以下、売上高2億円以下のベンチャー企業に対象を限定した「草創期向け採用コンサルティングサービス」を発売開始します。
同社がベンチャー企業への新卒採用コンサルティングサービスを提供する際、通常サービス対象とする企業は、事業拡大期にあり核となる優秀な人材の確保や事業拡大に向けた組織力強化に悩むベンチャー企業が大多数を占めます。しかし、従来人材確保を中途採用メインで行ってきたベンチャー企業も、数年後に迎える事業拡大期に向けた優秀な人材確保の重要性を認識し、設立間もない企業草創期から新卒採用に取り組みたいというニーズが増えてきました。
ベンチャー企業社長(従業員数50名以下の企業経営者400名)を対象として実施したアンケートでも、「新卒採用が活発化している状況と、企業規模を問わず各社新卒採用を行っている現状を知っている」(61.5%)にもかかわらず、「現在自社で新卒採用をしていない」(88.0%)理由は、「新卒を教育する時間がないから」「新卒採用活動にかけられる人員が不足しているから」という創業期の資金やマンパワーといった経営資源不足が要因となるものでした。企業発展には優秀な人材採用が不可欠であることを認識する一方で、その問題を解決する方法論を持たない経営者が多いことがわかります。
この結果と顧客ニーズに応えるべく、通常のコンサルティングサービスへの準備段階として、サービス対象と期間を限定した新サービス「草創期向け採用コンサルティングサービス」を開始しました。対象とする企業は原則として設立5年以内、従業員数10名以内、売上高2億円以下のベンチャー企業とし、サービス期間は採用活動初年度の1年間限定。通常の同社による新卒採用コンサルティングサービスは、2〜3年間のコンサルティングで採用活動の組織化と社内活性化を通じて組織の再構築を行うことによる組織力強化と業績アップを実現することを目的としています。それに対して新サービスは、1年間で企業内の採用システムを構築し、基本的採用ノウハウの蓄積を開始することで、人材採用による業績アップを実現する段階への基礎固めを行うことを目的としています。
(ワイキューブ http://www.y-cube.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・2月24日)