ビジネスパーソンのストレス度は?
会社員、公務員へアンケートを実施
人材紹介・派遣のJACジャパン(東京都千代田区、神村昌志・社長)が全国の会社員と公務員を対象に実施したアンケートの結果、78%が「仕事と生活のバランスが崩れている」と回答しました。「疲れやすい、疲れが取れにくい」と訴える人が85%を占める一方で、自分は「うつ」だと感じることがある人も39%に上るなど、現代ビジネスパーソンのストレスは心身両面で大きいようです。
調査は2月上旬、同社の調査部門であるJAC総研が、無作為に抽出した全国の25歳から59歳までの会社員と公務員に対してインターネットを通じたアンケート方式で実施し、103人から有効回答を得ました。
仕事と生活のバランスについては、仕事に偏って「非常にバランスが悪い」が16%で、「ややバランスが崩れている」の52%を加えると68%が仕事への偏重を感じています。また逆に生活に偏って「ややバランスが崩れている」とした人も11%おり、全体の79%に当たる82人がアンバランスを訴えています。一方、仕事と生活の「バランスが良い」と答えた人は20%の21人いましたが、「非常に良い」と答えた人はいませんでした。
身体的なコンディションについては、「疲れやすい、疲れが取れにくい」と「非常に感じる」人が26%で、「時々感じる」の59%を加えると85%の88人を占めました。一方、メンタル面に関しても、自分は「うつ」だと感じることが「非常にある」人が6%おり、「時々ある」の33%を加えると39%の40人に達しています。
「現在及び将来の収入や財産状態」に対する認識を問うと、「全く安心できない」人が32%で、「あまり安心できない」の56%を加えると88%に達しています。
(JACジャパン http://www.jacjapan.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・2月24日)