派遣社員の実稼働者総数、前年同期比102.7%の増加~『労働者派遣事業統計調査』(2018年第3四半期(7~9月)):日本人材派遣協会
一般社団法人日本人材派遣協会では、主要会員の協力により、全国10地域において四半期ごとに実稼働者数の統計調査を取りまとめている。このたび、2018年7~9月期(第3四半期)の集計結果がまとまったので、その概要を公表する。
■概要
派遣社員の実稼働者総数(四半期平均)は、前年同期よりも9,205人増の353,062人となった。
前年同期⽐では102.7%となり、2013年第3四半期(7⽉〜9⽉期)の100.4%以降、21四半期連続で対前年同期比が100%を超える結果となった。
■地域別状況
全ての地域で実稼働者数(四半期平均)が前年を上回った。
最も前年同期比が高かった「北陸地域(106.5%)」は、8四半期連続で105.0%を超えており継続して増加傾向にある。また、「北関東・甲信地域」の実稼働者数(四半期平均)17,843人は、第2四半期に引き続き調査開始以来の最多人数を更新した。
■業務別状況
業務別の実稼働者数(四半期平均)は、「貿易(139.8%)」と「一般事務(113.4%)」が前年同期比が高い伸びとなっている。また、「製造(101.6%)」は2013年第4四半期(10⽉〜12⽉期)から20四半期連続のプラスとなった。
一方で、「営業(95.5%)」は5四半期ぶりにマイナスに転じている。また、「財務(80.3%)」は2015年第4四半期(10⽉〜12⽉期)から12四半期連続、「販売(90.5%)」は2016 年第4四半期(10⽉〜12⽉期)から8四半期連続のマイナスとなった。
■紹介予定派遣
紹介予定派遣の派遣実稼動者数(四半期平均)は、13四半期ぶりに前年同期比102.8%とプラスに転じた。
また、「成約件数(四半期計)」は、前年度同期比 165.6%と引き続き高い伸び率となった。
■短期派遣
短期派遣の実稼働者数(四半期平均)は、対前年同期で109.5%となった。
※ 実稼働者数は各月末の最終営業日をカウント (短期派遣のみ各月の延べ人数をカウント)
<お問合せ先>
一般社団法人 日本人材派遣協会 広報室 Tel:03-6744-4130
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(一般社団法人日本人材派遣協会 https://www.jassa.or.jp//11月15日発表・同法人プレスリリースより転載)