文系と比較すると理系は企業を絞って就職活動をする傾向が強い。内定獲得のペースも文系に比べて速く、6月時点で7割を超える~キャリタス就活2019 学生モニター調査結果(2018年10月発行):ディスコ
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、2019年卒の理系学生の就職活動に関する調査データの中から主なものを抜粋し、専攻分野(機械・電気系/情報系/化学・農学・薬学系)、あるいは文系学生との比較などを通して、その特徴を分析しました。
■調査結果詳細(抜粋)
1.就職活動量(社数/8月時点)
・文系と比較すると、理系はすべての活動において文系を下回り、企業を絞って活動する傾向が強い。
・理系の中でも、機械・電気系は社数が少なく、化学・農学・薬学系は比較的多いという特徴が見られる。
・ただし、エントリー社数は情報系が最多(30.2社)で、機械・電気系(15.7)の約2倍に上る。
2.内定率の推移
・理系は文系に比べ内定獲得のペースが速く、6月時点で7割を超えていた(70.3%)。
・理系の中でも、情報系は早期の内定獲得が目立つ。4月1日時点で3割を超え、5月1日には6割に達した(60.0%)。
3.インターンシップ参加状況
・インターンシップ参加率や、参加社数に、専攻による大きな差は見られない。
・1日以内のプログラムは、いずれの属性も約8割が参加経験を持つ。情報系は5日以上への参加が他の属性よりやや高い(49.2%)。
・機械・電気系は2月が参加のピークだが(40.2%)、情報系は8月にピークを迎えており(33.6%)、早い時期の参加割合が高いのが特徴的。
4.就職決定企業への応募ルート、専攻分野との関連
・理系学生の約6割(58.3%)が、専攻を活かした理系就職。機械・電気系と情報系は約7割に上る(70.0%、69.4%)。
・機械・電気系は「学校・教授推薦」での就職決定者も比較的多く、4割近く上る(37.7%)。
*調査詳細は同調査レポートをご覧ください。
【調査概要】
調査対象 : 2019年3月に卒業予定の大学生(理系は大学院修士課程含む)
サンプリング : キャリタス就活2019学生モニター
調査方法 : インターネット調査法
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(株式会社ディスコ https://www.disc.co.jp/ 10月2日発表・同社プレスリリースより転載)