中国、7月の求人案件数は前年同月比8%増。製造業界を中心に求人が増加~『中国における日系企業の求人動向レポート2018年7月分』:リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングスのグループ会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を行う現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする7月の求人動向をまとめました。
※リクルートグループは、RGF International Recruitment Holdings Limited(本社:香港、Chairman:葛原孝司)を通じて、中国をはじめとする11の国と地域、26都市で人材紹介事業を行っています。RGF HR Agentは日系企業・現地企業・多国籍企業を対象とした人材紹介事業のブランドです。
中国大陸における日系企業の求人動向
RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント
7月の求人案件数は、前年同月比8%増。製造業界を中心に求人が増加。
当社で取り扱う7月の求人案件数は、前年同月比8%増の839件。先月に引き続き、製造業界の求人数の増加がみられた(前年同月比16%増)。
懸念される米中貿易摩擦の影響については、日系企業の採用意欲に今のところ大きな影響は見られないものの、好調だった半導体や産業機械の設備投資に対する懸念の声もあり、引き続き今後の動きは注視する必要がある。
7月単月では金融/保険業界(前年同月比121%増)の求人増加率ののびが目立つが、1~7月の累計求人案件数で見ると昨年同時期とほぼ横ばい。
しかしながら、中国政府が外資系証券会社による出資制限規制の緩和を発表して以降、日系証券会社から事業拡大を前提とした求人の相談が寄せられるようになってきている。現時点において金融/保険業界の求人案件数に大きな影響は見られないが、中国政府は外資系銀行、資産運用会社、生命保険会社の出資制限緩和もあわせて発表しており、関連企業の求人に影響を与える可能性がある。
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(株式会社リクルート https://www.recruit.co.jp/ /8月29日発表・同社プレスリリースより転載)