AI活用により申請可能な助成金・補助金・公的融資をマッチング~企業と公的資金調達をつなげるプラットフォーム『クラウドシエン』β版提供を開始:クラウドシエン
株式会社クラウドシエン(本社:広島県広島市、代表取締役:神原翔吾)は、2018年8月23日(木)より、AI活用により申請可能な助成金・補助金・公的融資をマッチングさせ、申請をサポートする士業の検索を行うプラットフォーム「クラウドシエン」のβ版を公開しました。それに併せて公的資金調達を希望する企業・団体の募集と申請を支援する士業(社会保険労務士・行政書士・会計士・税理士・司法書士・中小企業診断士・経営革新等支援機関等)の募集を開始しました。
日本には企業・団体を支援するための助成金、補助金、公的融資などが年間約5000種類以上用意されています。助成金・補助金の推定財源は7兆円以上と言われており、対象企業数は全国で約320万社あります。しかし、現状ではその活用率は12%と低く(出典:2017年版中小企業白書)、それぞれ制度や要件が異なる為、違いがよく分からない経営者・担当者が多いのが現状です。
その主な要因として、「適切な公的支援を調べられない・選べない」「申請するタイミングを逃した」「申請書類作成に時間と労力が割けない」「申請が面倒で事業に集中できない」などの理由や身近に公的支援に詳しい専門家と出会えたり、相談できたりする機会はそう多くありません。そのため、実際のビジネスの現場ではハードルは高く、積極的に活用できる環境は、出来上がっていません。
そのほか、国や自治体などの公的支援の申請書類は、それぞれドキュメントのフォーマットが異なるため個別入力でのドキュメント作成や管理の手間を必要とする部分が多く残されたままとなっており、未だ手書きでの書類作成を必要とする業務が多く残されているなどの煩雑さも課題とされています。
このような課題を解決するのが、「クラウドシエン」です。
■クラウドシエンについて
クラウドシエンは、公的支援(助成金・補助金・融資)と企業・団体をマッチングさせ、専門家(士業)による申請支援をサポートするクラウド経営支援サービスです。
クラウドシエンは、専門的知識が無くても、A I による自動分析により申請可能な助成金・補助金等が見つかり、適切な専門家(士業)へのマッチングが可能です。また、年間で約5000種類以上発表があるため、これまで膨大な時間がかかっていた助成金・補助金のリサーチも1クリックで完了し、申請の手続き開始を最短5分で行えます。また、総数7,328件(8月23日現在)の中で、月間平均で100件以上の更新が全国で行われるため、人力で追えなかった地域性や更新情報を迅速にキャッチします。
まず第1弾として、『助成金・補助金のマッチング』から専門家依頼まで、かんたん3ステップで提供します。
1 .見つける – e-mailアドレス、パスワード、所在地、従業員数の4つを登録。
2. 選ぶ – 約7000種類の中から自動分析により、自社に合った支援制度を見つけて選択する。
3. 申請する – オンライン上で専門家(士業)へ相談・申請支援の依頼手続きへ進めます。
煩雑な助成金・補助金の申請手続きの手間と所要時間を大幅に短縮します。
クラウドシエンは、アンケートをお答え頂く事を前提にフリープラン(無料)で提供します。
そのアンケートを基に、サービス改善を図ります。
■ 今後の展開
今後はマッチングの精度を高めるAIレコメンドエンジンの開発や各種申請支援ツールの開発を進めていきます。2018年1月16日に閣議決定した『デジタル・ガバメント実行計画』による政府手続きの電子化に併せ、「新たに挑戦する人を増やしてゆく」ために新しいエコシステムの構築に挑戦し、将来的には、トータルな経営支援プラットフォームを目指し、支援領域を拡大していきます。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社クラウドシエン https://corp.crowdsien.com/ /8月23日発表・同社プレスリリースより転載)