シニアと仕事をつなぐ“団塊JOB.com”
情報サイト“団塊世代の仕事”とサービス提携
企業のWebを使ったマーケティングとコミュニケーション戦略を専門とするWebプロデュース会社、アイスリーデザイン(東京都渋谷区、芝陽一郎・代表取締役)は、ビジネスプロフェッショナル人材の紹介サービスを展開する、プロフェッショナルバンク(東京都千代田区、上田宗央・代表取締役社長)と、それぞれが運営する団塊世代支援サイトにて、アライアンスを決定しました。
厚生労働省の雇用構造調査等では、実に80%の団塊世代は「まだまだ働きたい」という就労意欲の高い中、定年後の再就職を実現した方々の多くが、会社関係や個人的な人脈を利用しているというのが実態です(*1)。こういった実情を踏まえて、アイスリーデザインでは、昨年10月25日より“団塊JOB.com”( http://www.dankaijob.com )を開設し、著名人ならびに同世代の方を対象にインタビュー記事を多く掲載し、定年後のセカンドキャリアの道しるべを提示するとともに、就労情報ならびに独立開業情報の提供をしています。
さらに“団塊JOB.com”では、厚生労働省の同世代が人脈を非常に重視していることから、定年後のセカンドキャリアをどのように過ごそうかと考えている方を対象に、本年3月1日より、団塊世代・シニア・中高年の仕事をテーマにしたSNS(コミュニティーサイト)の運用を試験的に開始し、この未整備な、団塊世代向けの仕事情報インフラにWeb2.0的なアプローチで、ますますの拡充を推進しています。
*1: 財団法人高年齢者雇用開発協会「定年到着者等の就業と生活実態に関する調査研究(平成14年度)」によると、30%が退職元の斡旋・紹介、16%が再就職先から招かれた、知人の紹介・縁故が15%、ハローワーク等が10%、新聞・雑誌での広告が6%、起業・独立が9%という内訳。
この度のプロフェッショナルバンクが運営する“団塊世代の仕事”
( http://www.dankai-sedai.jp )とのアライアンスについては、“団塊世代の仕事”に掲載される求人情報を、3月1日より“団塊JOB.com”トップに、RSSフィードを使って掲載することを予定しており、2つのサイト共同で、団塊世代の方々の就労支援インフラの構築を目指すものであります。
互いに団塊世代支援を展開している本質的な思いとして、さまざまなフィールドで活躍、社会とのかかわりを求める意欲の高い団塊世代の方が多い現在、依然として未整備な団塊世代向け各種支援インフラについて、共同で世間にアピールし働きかけ、日本の活力の「原動力」となるのを理想としております。
そのため、今回の提携サービスの第1弾では、まだ消極的な企業の採用意欲を、若い世代を中心とした採用から、団塊世代にも注目してもらうよう働きかけることを狙いとしております。
(アイスリーデザイン http://www.i3design.jp//同社プレスリリースより抜粋・2月28日)