ロシア・カザン連邦大学およびTalentEx社と、日本語教育とIT分野での来日就職支援で覚書を締結~IT専攻の学生に日本語講座を提供、日本への就職支援で国内IT人材不足解消に寄与:ヒューマンホールディングス
ヒューマンホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤朋也、以下「当社」)は、ロシア連邦タタールスタン共和国のカザン連邦大学(Kazan Federal University、以下「カザン大学」)およびTalentEx(Thailand)Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、CEO:越陽二郎、以下「TalentEx」)と3者間で、日本語講座の提供および日本への就労支援に関する覚書を締結いたしました。2018年9月よりカザン大学でITを専攻する学生向けに日本語講座を開講。卒業後は日本企業などでのインターンシップを通じて、ITエンジニアとしての日本での就職を支援します。
<本件のポイント>
・1804年創立でロシアトップレベルのカザン大学でITを専攻する学生に、日本語講座を提供
・ヒューマンリソシアはTalentEx社と共同で、日本でのITエンジニアとしての就職を支援
・国内IT人材不足解消に向け、2020年度末までに海外ITエンジニア1,000名体制を目指す
■概要
このたび締結した覚書は、カザン大学情報技術・情報システム学部(以下「ITIS学部」)での日本語講座開講と、卒業後の日本での就労支援を、3者が連携して取り組むものです。日本語教育で30年以上の実績を持つ当社事業子会社のヒューマンアカデミー株式会社の日本語教育プログラムを提供し、カザン大学でITを専攻する学生の日本語能力を養成します。
卒業後は、当社事業子会社で人材事業を展開するヒューマンリソシア株式会社(以下「ヒューマンリソシア」)が、インターンシップなどを通じて正規採用し、ITエンジニアとしての日本での就労を支援します。カザン大学での講座運営および現地での就職支援は、8月よりロシアにて事業を開始するTalentExが担当。年間100名の学生の受講を見込んでいます。
カザン大学は1804年に創立。ロシア政府より「Project 5-100」(※1)に選抜されるなど、ロシアトップレベルの教育を提供している歴史ある大学です。世界有数のITエンジニア大国であるロシア国内においても、カザン大学ITIS学部は高い技術力と教育レベルに定評があります。また、日本の著名大学との連携や、留学生の積極的な受け入れ実績など、日本との親和性が高い大学としても知られています。
※1「Project 5-100」は、ロシア政府が、2020年までに英国QS社の世界大学ランキングのベスト100にロシアの大学を5校入れることを
目標に掲げ、ロシア全土1,000校から選抜された大学に対し重点投資を行うプロジェクトのこと。
■今後の展望
当社は、日本国内で培った教育・人材事業のノウハウを活用し、海外事業をさらに拡大していく方針です。カザン大学との提携を皮切りに、優秀なITエンジニアを育成している世界各国の大学とも連携し、日本語教育の提供や海外ITエンジニアの採用推進を図ります。
また、ヒューマンリソシアは、海外の優秀なITエンジニアを採用し、日本企業に派遣する「Global IT Talent サービス(以下「GIT」)」を展開しています。既に30を超える国から200名以上のITエンジニアを採用していますが、企業ニーズの高まりを受け、採用活動を拡大しています。アジア各国では現地での直接採用を実施しており、年間15の国・地域で採用フェアを開催するほか、海外大学との連携も推進しています。こうした取り組みにより、GITサービスにおいて、2020年度末には海外ITエンジニア1,000名体制を構築し、国内のIT人材不足解消に貢献します。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ヒューマンホールディングス株式会社 https://www.athuman.com/ /7月5日発表・同社プレスリリースより転載)