中国、5月の求人案件数は前年同月比21%増加。半導体・産業機械・電池関連企業の採用意欲が高い~『中国における日系企業の求人動向レポート2018年5月分』:リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングスのグループ会社である、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を行う現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする5月の求人動向をまとめました。
※リクルートグループは、RGF International Recruitment Holdings Limited(本社:香港、Chairman:葛原孝司)を通じて、中国をはじめとする11の国と地域、26都市で人材紹介事業を行っています。RGF HR Agentは日系企業・現地企業・多国籍企業を対象とした人材紹介事業のブランドです。
中国大陸における日系企業の求人動向
RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント
5月の求人案件数は前年同月比21%増加 半導体・産業機械・電池関連企業の採用意欲が高い
当社で取り扱う5月の求人案件数は、前年同月比21%増の961件。堅調な中国経済を背景に企業活動が活性化している。
業界別の前年同月比較として、案件数の増加が最も大きかったのは「製造」(前年同月比21%増)、次いで「商社/貿易」(前年同月比20%増)。なかでも半導体・産業機械・電池に関連する企業の採用意欲が高い。IoT化に伴う半導体の世界的な需要増、工場自動化による産業機械投資の高まり、そして自動車EV化の流れに伴った自動車向け電池関連企業の求人増加のトレンドは、当面継続していくものと考える。
まだ案件数としては多くはないが、前年同月比増加率として最も高かったのは「IT/通信」(前年同月比76%増)。 IT/通信分野における日本の慢性的な人手不足の影響が海外にも波及しているようだ。日本ではITエンジニアの採用が難しいため、現地のエンジニアを採用しようとする日系企業が徐々に出てきているように考えられる。
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(株式会社リクルート https://www.recruit.co.jp/ /6月29日発表・同社プレスリリースより転載)