労働生産性の向上は戦略的な産業保健活動が要~産業医業務管理システム「M Connect」の提供を開始:エムステージ
産業医サポートサービスを手掛ける株式会社エムステージは、嘱託産業医業務管理システム「M Connect」の提供を4月18日より開始しました。
■ポイント
(1)労働生産性の向上は戦略的な産業保健活動が要
(2)産業保健活動を見える化する“産業医業務管理システム”の提供を開始
(3)今後は、産業医業務管理システムから人事労務関連サービスプラットフォームへの発展を計画
■サービス開始の背景
少子高齢社会の進行により労働人口の減少が本格化する中、労働生産性の向上が社会の課題となっています。しかし、社会問題ともなっている長時間労働や労働者のメンタルヘルス不調は、生産性の低下に直結。厚生労働省の調査によると、メンタルヘルス不調により連続1ヵ月以上休職または退職した労働者がいる事業場の割合は10%をも占めています(平成25年「労働安全衛生調査(実態調査)」厚生労働省)。今いる労働者の健康を保ち、生産性を高めるためには、健康で働き続けることのできる職場づくりが必要です。
50人以上の労働者がいる事業場で選任が義務付けられている「産業医」は、疾患者の休職・復職対応のほか、その事業場が健康で働き続けることのできる職場であるようにアドバイスする存在。この産業医を正しく産業保健活動に取り入れることが、今いる労働者の健康を保ち、生産性を高めるための有効な手段となります。
そこで株式会社エムステージでは、嘱託産業医業務管理システム「M Connect」の企業への提供を開始。産業保健活動は企業の義務ではなく、生産性をあげるための企業の戦略です。「M Connect」によって産業医活動の見える化と体系化を実現することで、企業の戦略的な産業保健活動をサポートして参ります。
■嘱託産業医業務管理システム「M Connect」とは
株式会社エムステージが提供する産業医サポートサービスに新サービスとして加わる、嘱託産業医の業務管理システムです。企業の本部(人事など)、各事業場担当者、産業医、そして弊社コーディネーターがそれぞれ利用権限を持ち、産業医・面接指導業務の日程調整や書類・情報の共有を行うことができます。複数事業場の統一管理・運用も可能になり、産業保健活動の「見える化」を実現します。
五つの機能
・産業医の訪問日程・業務予定内容の共有と訪問報告書の受取
・産業保健活動の利用書式の統一と保存管理
・関連各部門への一括情報発信
・一次健診結果の保存と二次健診対象者の受診進捗管理
・センシティブ情報のフォルダ管理
価格
「産業医サポートサービス」で産業医を選任している事業場へ無料提供
※その他の企業では別途見積もりとなります。
目標値
2019年9月に500事業場への提供を目標
サービス展望
「M Connect」は産業医の業務管理システムにとどまらず、様々な人事労務関連サービスを結びつけるサービスプラットフォームとし、企業の産業保健活動全般を支えるシステムへと発展させていく予定です。
■産業医サポートサービスについて
企業の産業保健を応援する産業医サポートサービスでは、その他三つのサービスを提供しております。登録医師22,000人の中からそれぞれの事業場に合った産業医をご紹介、北海道から沖縄まで全国11拠点で対応可能です。
(1)産業医サービス
事業所と産業医のマッチング、産業保健業務のコーディネートを行います。
(2)面接指導医サービス
産業医不在の小規模事業場などで、高ストレス者・長時間労働者の面接指導医をご紹介します。
(3)休職・復職対応サポートサービス
メンタルヘルス不調に罹患した労働者が安心して療養でき、人事担当者・産業医と主治医が対応で迷わない体制づくり、職場づくりを支援する「メンタルヘルス休職・復職対応マニュアル」の提供と導入のサポートを行います。
問い合わせフォーム
直通電話番号 : 03-6697-1660
<本件に関するお問い合わせ>
株式会社エムステージ(M.STAGE CO.,LTD)
広報:関矢 瑞季(せきや みずき)
TEL:03-5437-2950/FAX:03-5437-2951
MAIL:m.sekiya@mstage-corp.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社エムステージ https://www.mstage-corp.jp/ /4月17日発表・同社プレスリリースより転載)