人財シェアリングプラットフォームで「ヒト」のデジタル変革を支援~「SAP Fieldglass」を日本国内で提供開始:SAPジャパン
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下 SAPジャパン)は4月17日、企業の専門人財に対するニーズに迅速に対応する「人財シェアリング」プラットフォーム「SAP(R) Fieldglass(R)(エスエーピー・フィールドグラス)」を日本市場向けに提供開始したことを発表しました。
競争優位性を保つために、企業のデジタル変革が不可欠になってきている昨今、その変革の成功の鍵となる有能な「ヒト」の確保が急務とされています。近年深刻化する労働力不足に加え、急速に変化するビジネスやテクノロジーのニーズに応えるためには、従来の社内リソースに限定した要員計画では専門性に限界があり、社外リソースを柔軟に活用した人財ポートフォリオの進化が求められています。ミレニアル世代の到来やギグエコノミーによる働き方の多様化にも関わらず、企業側は専門性の高い人財のオンデマンド獲得まで及んでないのが実情です。
SAP Fieldglassは、人財のシェアリングエコノミーを可能とするクラウドプラットフォームとして、企業にオンデマンドで専門スキルやサービスを供給する最先端の仕組みです。ERPのトップランナーであるSAPの知見を最大限に活かし、企業と人財をマッチングする人財のシェアリングプラットフォームを提供します。
日本国内での提供にともない、労働者派遣法を含むコンプライアンスや日本の固有要件にも準拠しており、人財シェアリングにおけるプロセスの透明性を高め、全社最適化を実現します。
SAP Fieldglassは主に以下の機能を提供します。
・人財ポートフォリオを進化させるタレントプール
・派遣法に対応した雇用契約管理と採用プロセス
・業務委託契約(準委任・請負)に対応したサービス調達管理
・人材の入社時支援(教育・研修プロセス)/退社時支援(退職・離職プロセス)を自動化
・36協定(深夜手当、休日手当などの算定ルール)に準じたタイムシート管理
・マシンラーニングによる予測型ダッシュボード「Live Insights」
国内最初のユーザーであるアビームコンサルティング株式会社は、世界11ヵ国で事業を展開していますが、グローバル全体での人財シェアリングを目指し、SAP Fieldglassの導入を決定しました。特に、日本における下請法や労働法をはじめ、各国におけるコンプライアンスといった観点でグローバルで統一して使えるソリューションは、他にはないと判断しました。アビームコンサルティングは、SAP Fieldglassの導入により、人財獲得プロセスの可視化実現による業務の効率化、さらには、適材適所での要員配置をはじめとした労働力の適正化などに取り組みます。日本だけでなく、米国、中国、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、韓国でのSAP Fieldglass導入により、グローバルガバナンスを図ります。
SAP Fieldglassについて
SAP Fieldglassは、有期契約労働や業務委託の管理全般にわたる使いやすいソリューションとして、世界中の組織で活用されています。世界180ヵ国以上で導入されるクラウドベースのオープンプラットフォームで、企業の業務変革を支援し、経営の俊敏性を高めてデジタル経済における業績拡大を加速しています。SAP FieldglassはSAPの一部門であり、導入企業はイノベーションにおける継続的な投資を原動力としたロードマップから大きなメリットを得ています。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(SAPジャパン株式会社 https://www.sap.com/japan/ /4月17日発表・同社プレスリリースより転載)