国内の景況感が過去最高を更新。景気DIは51.1、8ヵ月連続の改善~『TDB景気動向調査 2018年1月調査結果』:帝国データバンク
2018年2月5日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
【調査結果のポイント】
1.2018 年1月の景気DIは前月比0.2ポイント増の51.1 となり8ヵ月連続で改善、調査開始以来の過去最高を更新した。国内景気は、機械類を中心に製造業が好調なことに加え、寒波による季節需要の増加なども寄与し拡大が続いた。個人消費の本格的な回復が一段と重要性を増すとみられるなか、今後の国内景気は、輸出や設備投資など企業部門の好調が継続し拡大基調で推移すると見込まれる。
2.10業界中5業界が改善、5業界が悪化した。機械製造の改善を受け『製造』が4ヵ月連続で、『サービス』が2ヵ月連続で過去最高を更新した。一方、燃料価格や食品価格の上昇が、運送業や飲食料品関連業種の景況感を押し下げた。
3.『南関東』『中国』など10地域中5地域が改善、『東北』など4地域が悪化、『九州』が横ばいとなった。東京五輪需要が続くなか、観光需要の取り込みや域内の基幹製造業などが堅調に推移した3地域・10府県で過去最高を更新した一方、『東北』は域内6県すべて が悪化した。
(調査対象2万3,089社、有効回答1万161社、回答率44.0%、調査開始2002年5月)
<お問い合わせ先>
株式会社帝国データバンク 産業調査部 情報企画課
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社帝国データバンク http://www.tdb.co.jp/ /2月5日発表・同社発表より転載)