平成29年の完全失業率は2.8%と前年に比べ0.3ポイント低下。完全失業者は190万人と18万人減少~『労働力調査(基本集計)平成29年12月分、平成29年10~12月期平均及び平成29年平均(速報)』(総務省)
総務省は、労働力調査(基本集計)平成29年(2017年)12月分、平成29年(2017年)10~12月期平均及び平成29年(2017年)平均の結果を公表しました。
●労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)12月分 (2018年1月30日公表)
<完全失業率>
年平均:2015年 3.4%/2016年 3.1%/2017年 2.8%
月次(季節調整値):2017年9月 2.8%/10月 2.8%/11月 2.7%/12月 2.8%
《ポイント》
(1) 就業者数,雇用者数
就業者数は6542万人。前年同月に比べ52万人の増加。60ヵ月連続の増加
雇用者数は5863万人。前年同月に比べ43万人の増加。60ヵ月連続の増加
(2) 完全失業者
完全失業者数は174万人。前年同月に比べ19万人の減少。91ヵ月連続の減少
(3) 完全失業率
完全失業率(季節調整値)は2.8%。前月に比べ0.1ポイントの上昇
労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)12月分結果の概要(PDF:284KB)
※過去の結果の概要についてはこちらをご覧ください。
※平成30年(2018年)1月分は,2018年3月2日 8時30分公表予定です。
●労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)10~12月期平均(速報)結果
<結果の要約>
10~12月期平均の地域別完全失業率を1年前と比べると,北海道,東北,南関東,北関東・甲信,北陸,東海,近畿及び九州で低下,中国,四国及び沖縄で同率
労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)10~12月期平均(速報)結果の概要(PDF:124KB)
●労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)平均(速報)結果
<結果の要約>
・完全失業率は2.8%と,前年に比べ0.3ポイント低下。完全失業者は190万人と18万人減少
・就業者は6530万人と,前年に比べ65万人増加
・就業率は58.8%と,前年に比べ0.7ポイント上昇
・正規の職員・従業員は3432万人と,前年に比べ56万人増加。非正規の職員・従業員は2036万人と13万人増加
・非労働力人口は4382万人と,前年に比べ50万人減少
平成29年(2017年)平均(速報)結果の要約(PDF:113KB)
平成29年(2017年)平均(速報)結果の概要(PDF:437KB) グラフを用いた解説
平成29年(2017年)平均(速報)結果の要約,概要,統計表の一括ダウンロード(PDF:565KB)
<連絡先>
統計局統計調査部労働力人口統計室
審査発表第一係・就業動向指標第一係
担当:課長補佐 永井
審査発表第一係長 野村
電話:03-5273-1162
FAX :03-5273-1184
E-mail:l-shinsa1@soumu.go.jp
◆ 発表資料の詳細はこちらをご覧ください。
(総務省 http://www.soumu.go.jp/ / 1月30日発表・報道発表より転載)