MPG、アルバイト採用難を解消する
日払い採用支援サービス『振りソク』を開始
マスターピース・グループ(東京都港区、佐藤修・代表取締役、以下「MPG」)は、アルバイトスタッフの確保に「日払い」を打ち出すことで応募効果が高まることに注目し、MPG独自の情報システム『振りソク』を構築して新しい採用支援サービスを開始しました。
顧客は専用のタイムレコーダーを設置するだけ。『振りソク』に打刻データを取り込み各社の給与計算方法に従って日ごとに計算を行い、MPGがその給与を立替払いします。これにより、顧客も煩雑な給与計算作業から開放され、資金繰りに影響なく日払いが可能となり、広告上でも大きく訴求出来る。Web機能も充実させており、アルバイトスタッフは振り込まれた給与を携帯電話からも確認ができ、利用する人事部やFC本部は日ごとにWeb上からスタッフの給与金額を詳細に確認出来ます。導入に際する初期費用は30万円。リースやレンタルプランもある。月額の利用代金は、タイムレコーダーの打刻数による階段方式になっており、立替えた給与金額を除くと平均して5万円前後になる模様です。
すでに報道されている厚生労働省の労働ルール改革素案(残業が月40時間を越す従業員の休日を1日増やしたり、アルバイトが一定の期間以上経過した場合に正社員への登用を義務付ける措置等)にも対応できるよう開発が進められており、本サービスを利用することにより、アルバイトスタッフの残業時間をリアルタイムに掌握でき人件費のコントロールも可能となります。
現在、『振りソク』は大手飲食店チェーンを始めおよそ100ヶ所に設置されており、「銀だこ」を展開する株式会社ホットランドや「CASA」などのファミリーレストラン事業を展開する西洋フードシステムズ、ふぐの新しい養殖技術を背景に「玄品ふぐ」を展開する関門海などの各店舗で大きな成果を収めており、年々増加傾向にある時給を一時間あたり50円から100円減額しても応募効果が上がったという結果も既に多く出ています。初年度は導入店舗1,000店舗、売上1億円を目標としています。
MPGは、2001年にグッドウィル・グループ株式会社(東証1部 4723)からMBOによって分離独立した独立系ベンチャー企業ですが、人材請負業界のパイオニアとして豊富な人材に関するアウトソーシングのノウハウを有しており、またリクルートのタウンワークを始めとする求人広告を1万社以上に販売してきた実績もあり、企業のアルバイトやパートの雇用に関するさまざまな課題に即した事業を展開しています。
(マスターピース・グループ http://www.m-piece.com /同社プレスリリースより抜粋・12月18日)