平成29年10月分、現金給与総額の前年同月比は0.6%増・所定外労働時間は0.7%増・常用雇用は2.7%増~毎月勤労統計調査平成29年10月分結果速報(厚生労働省)
毎月勤労統計調査平成29年10月分結果速報を、今般とりまとめましたので公表します。
【調査結果のポイント】
1.賃金(一人平均)
(1)現金給与総額の前年同月比は、0.6%増となった。
うち所定内給与は0.7%増、所定外給与は0.2%増、所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与は0.7%増、特別に支払われた給与は0.5%減となった。
(2)一般労働者では、現金給与総額の前年同月比は、0.6%増となった。
うち所定内給与は0.5%増、所定外給与は0.6%増、きまって支給する給与は0.4%増、特別に支払われた給与は0.7%減となった。
(3)パートタイム労働者では、現金給与総額の前年同月比は、0.4%増となった。
うち所定内給与は0.8%増、所定外給与は10.9%減、きまって支給する給与は0.4%増となった。なお、時間当たり給与は2.3%増となった。
(4)実質賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は、0.2%増となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比は、0.3%上昇)
2.労働時間(一人平均)
(1)総実労働時間の前年同月比は、0.8%増となった。
うち所定内労働時間は0.7%増、所定外労働時間は0.7%増となった。出勤日数の前年同月差は、0.1日増となった。
また、製造業の所定外労働時間の前月比(季節調整済指数)は、0.9%増となった。
(2)一般労働者では、総実労働時間の前年同月比は、1.1%増となった。
うち所定内労働時間は1.1%増となった。
(3)パートタイム労働者では、総実労働時間の前年同月比は、1.4%減となった。
うち所定内労働時間は1.3%減となった。
3.雇用
(1)常用雇用の前年同月比は、2.7%増、一般労働者では3.0%増、パートタイム労働者では2.3%増となった。
(2)パートタイム労働者比率の前年同月差は、0.16ポイント低下となった。
<問い合わせ先>
政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室
参事官 石原 典明
室長補佐 手計 高志
(担当・内線)企画調整係(7609, 7610)
(電話代表)03(5253)1111
(ダイヤルイン)03(3595)3145
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 12月8日発表・報道発表より転載)