ブライトテックとキャンディデイトが
看護師留学支援事業で包括提携
Brighttech(BD) Ltd. (バングラデシュ人民共和国、ダッカ)とキャンディデイト(東京都渋谷区、村上淳・取締役)は、バングラデシュから日本への医療・福祉従事者の渡航希望の需要に対応するため、目的、査証別に渡航希望者と受け入れ法人のマッチングを行うための包括提携をいたしました。
ダッカにて技術系日本語学校を運営するBrighttech(BD) Ltd. は留学、就学希望者の調査、募集、面接、日本語能力の検定・査定、欠落事項事項があればその補習を行います。
日本にて求人情報の提供を行うキャンディデイトは、すでに運営している求人情報群のプラットフォームをインドネシア、マレーシアおよびサーク(SAARC)加盟国(The South Asian Association for Regional Cooperation: バングラデシュ、ブータン、インド、モルヂブ、ネパール、パキスタン、スリランカ)用に改造する。SAARC加盟国内の医療従事者、福祉従事者用に翻訳し、項目に査証区分を追加、留学・就学用に改造したものを公開、運用いたします。留学・就学希望者の登録、一次スクリーニングを行い、受け入れ機関・法人の募集はすべてインターネット経由にて行います。
平成18年3月30日に公布、施行された「出入国管理及び難民認定法第7条第1項第2号の基準を定める省令の一部を改正する省令」によれば、看護師の業務に関する学校等を卒業又は修了後4年以内とされている研修期間を,看護師の免許を受けた後7年以内とされているため、合格後の就労も視野も入れると、看護師不足に悩む地方の病院や福祉施設、地域に貢献できると考えております。
また、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国は各国の看護師国家資格を相互に承認する方向にあり、2015年の経済統合の実現に先駆けて「ヒトの移動」を自由化する動きの一環とされています。数年の実務経験と業務上の違反がないことを証明する書類などを提出すれば、域内の他国でも自由に就職先を見つけられる枠組みを採用するとされています。すでに欧米豪フィリピンなどの国間では事実上のレジスタードナース(RN)資格を基準とした看護師資格相互承認が事実上定着している実態がある中で国際化に取り残されないためのプロジェクトとなります。
このシステムは2007年2月1日より試験運用に入ると同時に、看護師養成所、短大、大学、日本語学校、病院、福祉施設、職業紹介事業者から幅広く受け入れ機関の募集を開始します。インターネット経由で私費、公費、奨学金留学者と受け入れ学校、留学支援医療機関、福祉施設を幅広く募集することにより、更なる双方の希望者の動向が把握できると考えています。
(キャンディデイト http://www.candidate.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・12月15日)