日本の会社員が最も求めているのは「休暇」。世界一人材獲得が難しい日本 福利厚生で人材を確保&定着~『福利厚生に関する調査結果』:マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン
ロンドンに本社を置くPageGroup PLCの日本支社マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、マネージング・ディレクター:リチャード・キング、以下 マイケル・ペイジ・ジャパン)は、日本で勤務している会社員およそ300名を対象に最も求められている福利厚生についてのインターネット調査を実施しました。
◆調査結果
(出典:マイケル・ペイジ・ジャパン 会社員が本当に必要としている福利厚生)
<背景>
日本は世界で最も人材獲得が難しいと言われています。高齢化、人口減少、転職が一般的ではないということで、企業は優秀な人材を探すのに苦労しています。また実質賃金はおおよそ一定しているので、市場価格を上回る給与を支払うことのできる企業は極めて少数です。しかしながら、福利厚生は人材を惹きつけ、他社との差別化を図る方法として、低コストで提供が可能で大きなリターンを得ることができます。実際にアンケートで「福利厚生は大切だと感じている」と回答したのは、全体の96%を占める結果となりました。
<「休暇」が最も望まれている>
この調査の一貫したテーマとして、「休暇」「休養」「フレックスタイム」が強く求められていました。
<福利厚生の人気ランキング>
1位 有給休暇
長時間労働が社会問題となっている、日々の忙しいスケジュールに追われている日本の会社員は、リフレッシュできる「オフの時間」を最も望んでいます。平成27年の厚生労働省の調べによりますと、日本での有給休暇日数の平均消化率は48.7%で、先進国の平均日数を大きく下回ります。
2位 フレックスタイム
厚生労働省の調べによると、1,000人以上の大手企業の11.2%のみが導入しているなど、まだなかなか浸透していないのが事実です。
また、海外では人気があるが、日本では珍しい福利厚生でも「サバティカル」が最も人気です。「サバティカル」とは、長期休暇と意味し、旧約聖書で神が6日間働き世界を創造した後、7日目を安息日(サバティカス)としたことに由来しています。一般的には、勤続年数が長い社員に与えられます。
出典:
有給休暇の消化率について 厚生労働省「平成28年就労条件総合調査の概況」より
フレックスタイムについて 厚生労働省「平成27年就労条件総合調査の概況」より
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社 https://www.michaelpage.co.jp/ /11月29日発表・同社プレスリリースより転載)