60歳以上の3割近くが、希望退職年齢を「70歳」と回答。一方で約6割が60歳以下で仕事を辞めている実情が明らかに~『シニア世代の働く意欲に関する意識調査』:トラストバンク
国内最大級のふるさと納税総合サイト『ふるさとチョイス』を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:須永珠代、以下「トラストバンク」)は、働いた経験のある60代以上の男女1,111名を対象に「働く意欲に関する意識調査」を実施しました。今回の調査は、9月8日(金)の1日間で行いました。
□■ 調査結果概要 ■□
◆60歳以上の働く意欲について、約3割が「70歳」を希望退職年齢に選択。一方で、約6割が60歳以下で仕事を辞めている実情が判明
◇働いた経験のある60歳以上で現在働いている人(446名)を対象に「何歳まで働きたいか」を聞いたところ、約3割(28.5%)の人が「70歳」と回答し、最も多くの回答となった。また、半数以上(51.6%)の人が「70歳代」(70歳から79歳)を選んだ。「80歳以上」の回答も1割以上(11.2%)あり、本調査では、シニア世代の多くの人が70歳以上まで働きたい(62.8%)と回答し、仕事に対して意欲的なことが判明した。
◇一方、現在働いていない60歳以上の人(665名)を対象に「何歳まで働いたか」を聞いた。約3割(26.8%)が「60歳」で、約6割(56.2%)が「60歳以下」(「60歳」と「その他(29.5%)」との合算)で仕事を辞めていることがわかった。
◆働くことが「好きな人」は約6割(57.6%)、「好きではない人」(15.2%)と比べ40ポイント近い差
◇「働くことが好きか」を聞いたところ、約6割(57.6%)が「好き」もしくは「どちらかといえば好き」と回答した。「どちらでもない」が3割弱(27.2%)いたが、「好きではない人」(「好きではない」「どちらかといえば好きではない」)と回答した層(15.2%)と比べて、「好き」と回答した人が圧倒的に多い結果となった。
◆仕事をする上で重要だと思う項目は、「自分のやりたい仕事」、次いで「勤務地が近いこと」「職場の雰囲気」と続いた。
◇「仕事に対して、重要だと思うこと」を聞いたところ、「自分のやりたい仕事であること」が最も多くの回答(57.9%)を集めた。半数以上の回答を集めた項目は、2位の「勤務地が近いこと」(56.0%)の2項目だった。男性と女性の回答を比較したが、特出した違いはなかった。
◆今回の調査対象者に「仕事を一言で表す」言葉を尋ねたところ、1位が「生きがい」となった。
◇今回の調査対象者に「あなたにとっての仕事を一言で表すと何ですか?」とフリーアンサーで尋ねたところ、1位が「生きがい」(113票)とダントツに多くの回答を集めた。2位は「人生の糧(生活の糧)」(72票)、3位が「社会とのつながり(社会参加、社会貢献など)」(60票)だった。「生きるため(生活のため)」は、30票で5位という結果となった。
【調査概要】
●調査期間 :2017年9月8日(1日間)
●調査対象者 : 働いた経験のある60歳以上 男女
●調査対象 :全国
●回答数 : 1,111件
●調査方法 :インターネットによる調査
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社トラストバンク https://www.trustbank.co.jp/ / 9月14日発表・同社プレスリリースより転載)