ヒューマントラストが2007年4月、
「ヒューマントラストフロンティア」設立
総合人材エージェント企業のヒューマントラスト(東京都千代田区、阪本美貴子・代表取締役)は、2007年4月、障害者の雇用促進を目的とした特例子会社ヒューマントラストフロンティアを設立いたします。
同社では設立準備にあたり、2004年アテネパラリンピックで金・銀二つのメダルを獲得した土田和歌子選手が2006年11月16日付けでヒューマントラストに入社し、障害者雇用促進プロジェクト ヒューマントラストフロンティア設立準備室に所属しております。ヒューマントラストは、総合人材エージェントとして、多様なニーズに合わせて人材活用を提案してまいりましたが、今後は土田選手を迎え、障害者の雇用促進にも対応してまいります。
■ 土田和歌子選手の採用について
結婚後出産の為に一旦は競技生活を離れた土田選手ですが、無事出産を終えて、改めて「夢」であるパラリンピック2種目制覇に向けて挑戦したいという気持ちを強めていらっしゃいました。同社は総合人材エージェントとして雇用者の「夢の実現」を支援してまいりましたが、「夢」を追いかける土田選手の姿が、まさに当社の理念と一致していたことから、土田選手を採用いたしました。
また、障害者支援ということだけではなく、土田選手の「妻」「母」「選手」というマルチな生き方を社員及び登録スタッフにも共有してもらうことにより、さらなるスキルアップも期待するところです。また、対外的なセミナー等でも講演をお願いし、土田選手を通して当社の考え方も理解していただきたいと考える次第です。
■ 特例子会社ヒューマントラストフロンティアの事業展開について
ヒューマントラストグループ全体の障害者雇用促進はもちろん、障害者の人材紹介事業、スキルアップ支援、キャリアカウンセリング、研修サービスなど、障害者雇用促進に向けた全般的なサービスを提供してまいります。
また土田選手の経験を活かし、障害を持つアスリート支援(トレーナー養成、サポートマネージメント、引退後のケア環境づくり・就労支援)を行ってまいります。
■ 土田 和歌子選手の今後の活動について
まず当面は、土田選手自身の「夢」を実現していただくため、北京パラリンピックに向けた練習が中心の活動となります。北京パラリンピック以降には、本格的に、障害者雇用促進プロジェクトの推進役として自身の経験を活かしていただきながら、「夢」、「家庭」、「就労」を両立させるような仕組みづくり、環境づくりに参画していただく予定です。
(ヒューマントラスト http://www.humantrust-group.com/ /同社プレスリリースより抜粋・11月24日)