平成29年7月分、現金給与総額の前年同月比は0.3%減・所定外労働時間は0.6%増・常用雇用は2.8%増~毎月勤労統計調査平成29年7月分結果速報(厚生労働省)
毎月勤労統計調査平成29年7月分結果速報を、今般とりまとめましたので公表します。
【調査結果のポイント】
1 賃金(一人平均)
(1) 現金給与総額の前年同月比は、0.3%減となった。
うち所定内給与は0.5%増、所定外給与は0.1%増、所定内給与と所定外給 与を合わせたきまって支給する給与は0.5%増、特別に支払われた給与は2.2%減 となった。
(2) 一般労働者では、現金給与総額の前年同月比は、0.6%減となった。
うち所定内給与は0.3%増、所定外給与は0.4%増、きまって支給する給与 は0.3%増、特別に支払われた給与は2.3%減となった。
(3) パートタイム労働者では、現金給与総額の前年同月比は、0.5%増となった。
うち所定内給与は1.1%増、所定外給与は7.4%減、きまって支給する給与 は0.8%増となった。なお、時間当たり給与は2.9%増となった。
(4) 実質賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は、0.8%減となった。なお、実質 賃金指数(きまって支給する給与)は、前年同月と同水準となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比は、0.6%上昇)
2 労働時間(一人平均)
(1) 総実労働時間の前年同月比は、0.5%減となった。
うち所定内労働時間は0.7%減、所定外労働時間は0.6%増となった。出勤 日数の前年同月差は、0.1日減となった。
また、製造業の所定外労働時間の前月比(季節調整済指数)は、1.0%減となった。
(2) 一般労働者では、総実労働時間の前年同月比は、0.2%減となった。
うち所定内労働時間は0.4%減となった。
(3) パートタイム労働者では、総実労働時間の前年同月比は、1.9%減となった。
うち所定内労働時間は1.7%減となった。
3 雇用
(1) 常用雇用の前年同月比は、2.8%増、一般労働者では2.8%増、パートタイ ム労働者では2.4%増となった。
(2) パートタイム労働者比率の前年同月差は、0.08ポイント低下となった。
<問い合わせ先>
政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室
参事官 石原 典明
室長補佐 手計 高志
(担当・内線)企画調整係(7609, 7610)
(電話代表)03(5253)1111
(ダイヤルイン)03(3595)3145
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 9月6日発表・報道発表より転載)