中国、7月の求人案件数は前年同月比5%増。「自動車」と「自動化」に関連する求人増加が続く~『中国における日系企業の求人動向レポート2017年7月分』:リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする7月の求人動向をまとめました。
RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、26の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
中国大陸における日系企業の求人動向
RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント
7月の求人案件数は前年同月比5%増。「自動車」と「自動化」に関連する求人増加が続く
当社で取り扱う7月の求人案件数は、前年同月比5%増の774件。
増加数が多かった業界は「製造」「商社/貿易」。主に、自動車と工場機械に関連する求人が増えた。
自動車は、先月にひきつづき、日系自動車の販売が好調。加えて、人件費の上昇を背景に、工場などでの省力化・自動化に対する投資が活発で、産業用ロボットや工作機械関連企業での人材需要が高まっていることが、求人増加につながっているようだ。
地域別に見ると、電子部品関連会社の進出が多い蘇州、深センで、求人数が大きく伸びた。これらの地域は、リチウムイオン電池の巨大生産地だ。リチウムイオン電池は、スマートフォンやノートパソコン向けだけでなく、電気自動車、プラグインハイブリッド車といった、新エネルギー車向けの需要も拡大しつつある。部材や副資材(生産工程で使用する材料)を供給する企業も含めて、関連産業の求人を押し上げていると考えられる。
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /8月29日発表・同社プレスリリースより転載)