中国、6月の求人案件数は前年同月比14%増。自動車、半導体業界が引き続き好調~『中国における日系企業の求人動向レポート2017年6月分』:リクルートホールディングス
株式会社リクルートホールディングス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)の100%子会社であり、中華人民共和国(以下、中国)で人材紹介事業を展開する現地法人 RGF HR Agent 中国(中国語法人名:上海艾杰飛人力資源有限公司 本社:中国上海 総経理:橘宏喜)は、このたび、同社が取り扱う中国大陸の求人情報に基づき、日系企業を中心とする6月の求人動向をまとめました。
※RGF HR Agent Groupは中国をはじめとした11の国と地域、26の都市に展開し、日系企業・現地企業・多国籍企業に対する人材紹介事業を展開しています。
中国大陸における日系企業の求人動向
<RGF HR Agent 中国 総経理 橘宏喜のコメント>
6月の求人案件数は前年同月比14%増。自動車、半導体業界が引き続き好調
当社で取り扱う6月の求人案件数は、前年同月比14%増の879件。 求人案件増減数を業界別に見ると、「製造」が増加。日系自動車の販売が継続的に好調であることや、世界的な機械需要の拡大を反映して、半導体生産が増加していることに加え、工場自動化への投資が活発で産業用ロボット、工作機械類の生産が拡大していることなどが、関連する企業の求人数増加につながっているようだ。
4月に新しい外国人就労許可制度の運用が始まり、日系企業からは日本人採用に対して不安の声も聞かれたが、日本人を対象とした求人案件数は、5月、6月と前年同月比で増加している。新制度の動向をうかがって日本人採用に慎重になっていた日系企業の警戒感が和らいできた可能性がある。
なお、2017年上期(1-6月)の求人案件数は4,687件で、ほぼ前年並みとなった。中国に進出する日系企業の減少を背景に、コンサルティング業界の人材需要が停滞し、「サービス」の求人案件数が伸び悩んだ一方、自動車、半導体関連企業からの求人需要が高まり、「製造」で伸びた。
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(株式会社リクルートホールディングス http://www.recruit.jp/ /7月27日発表・同社プレスリリースより転載)