新たに30万人が「技能士」に。平成28年度の合格者数は前年度に比べ10.5%の増加の30万3,544人~平成28年度「技能検定」の実施状況まとめ(厚生労働省)
厚生労働省ではこのほど、平成28年度「技能検定」の実施状況をまとめましたので、公表します。その結果、平成28年度の合格者数は30万3,544人で、前年度に比べ2万8,863人・10.5%の増加となりました。
技能検定制度は働く上で身につけるべき、または必要とされる技能の程度を国として証明するもので、現在126職種で実施しています。これに合格した人だけが「技能士」を名乗ることができ、昭和34年度の制度開始から今回の実施までで、延べ約632万人が資格を取得しています。
【平成28年度の実施状況の概要】
●受検申請者数の合計は75万7,380人で、前年度比で5万1,236人・7.3%の増加 [別添資料1頁-1参照]
●合格者数の合計は30万3,544人で、前年度比で2万8,863人・10.5%の増加。
合格率は40.1%と前年度(38.9%)とほぼ同水準 [同1頁-1参照]
制度創設当初からの合格者数の累計は、632万1,204人 [同4頁-4参照]
●職種別に見ると、最も受検申請者数が多い職種はファイナンシャル・プランニングで46万2,304人 [同2頁-3、3頁-4参照]
●等級別に見ると、最も受検申請者数が多い等級は2級(中級相当)で、33万8,597人 [同1頁-2(2)参照]
(別添資料)
平成28年度「技能検定」実施状況(PDF:734KB)
※ 技能検定関連の情報は、ポータルサイト「技のとびら」でご覧いただけます。
【照会先】
職業能力開発局能力評価課
課長 瀧原 章夫
主任職業能力検定官 搆 健一
(代表電話) 03(5253)1111(内線5946)
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 7月7日発表・報道発表より転載)