「子育て」を退社予定時期と考える女性が減少。「パソコンなどの情報機器の操作」に不安を感じる割合が上昇傾向~『平成29年度 中堅・中小企業の新入社員の意識調査』:東京商工会議所
東京商工会議所は、「新入社員ビジネス基礎講座」(3月31日~4月14日開催)に参加した中堅・中小企業の新入社員1,042名を対象に行った意識調査結果を別紙の通りとりまとめた。(有効回答1,042名、100.0%)
調査結果概要は次のとおり。
【調査概要】
1.就職活動は順調だったか
⇒「順調」「ほぼ順調」の回答が6割弱。昨年に続き、依然として学生の売り手市場が続いている
2.就職活動で苦労したことは何か(三つまで選択)
⇒学生の売り手市場化の継続で、就職活動は概ね順調だったが、自己分析で悩む傾向は変わらず
3.入社した会社を選んだ理由(三つまで選択)
⇒昨年度と上位三つの回答に変動はないが、人間関係を重視した会社選びの傾向も
4.入社した会社をどのようにして知ったか
⇒「求人情報サイト」が上位に。「学校就職部/キャリアセンター」の回答割合が低下傾向
5.就職活動~入社までに参加・経験したもの(入社企業で)
⇒依然、説明会への参加率が高く、双方向型の就職活動への参加は少ないものの、インターンシップ、座談会の割合が昨年度と比べ高まる。また昨年度同様、内定後のフォローで、内定者防止を図る企業努力も見受けられる
6.就職活動の開始と内定の時期
⇒昨年(2016年)の3月以降に始めた人が7割以上。昨年と学生の動き出しは変わらなかった一方で、選考開始時期の前倒しに伴って内定を得た時期は早まり、就職活動は短期化した
7.今の会社でいつまで働きたいか
⇒「子育て」を退社予定時期と考える女性が減少
8.仕事をしていく上での不安(三つまで選択)
⇒「パソコンなどの情報機器の操作」に不安を感じる割合が上昇傾向。また、男女ともに人間関係に不安を感じている
【本件担当・問い合わせ先】
東京商工会議所
人材・能力開発部研修センター
担当 西薗、北村
TEL 03-3283-7652
FAX 03-3201-0507
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(東京商工会議所 http://www.tokyo-cci.or.jp/ /6月6日発表・同商工会議所プレスリリースより転載)