平成29年3月分、現金給与総額の前年同月比は0.4%減・所定外労働時間は0.3%減・常用雇用は2.4%増~毎月勤労統計調査平成29年3月分結果速報(厚生労働省)
毎月勤労統計調査平成29年3月分結果速報を、今般とりまとめましたので公表します。
【調査結果のポイント】
1 賃金(一人平均)
(1) 現金給与総額の前年同月比は、0.4%減となった。
うち所定内給与は0.1%減、所定外給与は1.7%減、所定内給与と所定外給与を合わせたきまって支給する給与は0.2%減、特別に支払われた給与は3.6%減となった。
(2)一般労働者では、現金給与総額の前年同月比は、0.6%減となった。
うち所定内給与額は0.1%減、所定外給与は1.5%減、きまって支給する給与は0.2%減、特別に支払われた給与は3.6%減となった。
(3) パートタイム労働者では、現金給与総額の前年同月比は、1.9%減となった。
うち所定内給与額は1.4%減、所定外給与は8.4%減、きまって支給する給与は1.7%減となった。なお、時間当たり給与は2.1%増となった。
(4) 実質賃金指数(現金給与総額)の前年同月比は、0.8%減となった。
(消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比は、0.3%上昇)
2 労働時間(一人平均)
(1) 総実労働時間の前年同月比は、1.9%減となった。
うち所定内労働時間は2.0%減、所定外労働時間は0.3%減となった。出勤日数の前年同月差は、0.4日減となった。
また、製造業の所定外労働時間の前月比(季節調整済指数)は、1.4%減となった。
(2) 一般労働者では、総実労働時間の前年同月比は、1.7%減となった。
うち所定内労働時間は1.9%減となった。
(3) パートタイム労働者では、総実労働時間の前年同月比は、3.5%減となった。
うち所定内労働時間は3.4%減となった。
3 雇用
(1) 常用雇用の前年同月比は、2.4%増、一般労働者では 2.6%増、パートタイム労働者では1.8%増となった。
(2) パートタイム労働者比率の前年同月差は、0.17ポイント低下となった。
<問い合わせ先>
政策統括官付参事官付雇用・賃金福祉統計室
参事官 石原 典明
室長補佐 手計 高志
(担当・内線) 企画調整係(7609, 7610)
(電話代表) 03(5253)1111
(ダイヤルイン) 03(3595)3145
◆ 詳しくはこちらをご覧ください。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp// 5月9日発表・報道発表より転載)