読み書きマスターの73%は「仕事に満足」、苦手な人では「満足」が僅か5%~『ビジネスパーソンの“読む力・書く力”に関する調査2017』:大谷大学
学校法人真宗大谷学園 大谷大学は作家やコピーライター、編集者など“書く仕事”を目指す学生のための「文藝塾」を開設し、主体的に自己表現ができる高度な文章作成能力を身につける機会と場所を提供しています。
そこで、大谷大学「文藝塾」では、ビジネスパーソンが“読む力・書く力”をどの程度身につけているのか、どの程度必要なものと考えているのか探るべく、2017年3月9日~3月10日の2日間、20歳~39歳で大学卒(短大卒を含む)・大学院卒のビジネスパーソンを対象に、「ビジネスパーソンの“読む力・書く力”に関する調査」をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
≪調査結果≫
●「正しく伝わる文章を書くこと」が得意なビジネスパーソンは3割未満、
「正しい情報を集め、広い視野で読むこと」が得意なビジネスパーソンは4割
読み書きが両方とも「非常に得意」な“読み書きマスター”は7%
●読み書きが得意な人は「業務知識・業務能力」や「情報収集力」「傾聴力」「データ思考力」に秀でる傾向
●読み書きマスターの73%は「仕事に満足」、読み書きが苦手な人では「満足」が僅か5%、「不満」は64%
●社会人に必要な基礎力ランキング 「読む力」は4位、「書く力」は5位にランクイン
就業3年未満の新人が実感した“新社会人に不足している”基礎力 3位「書く力」
●卒業論文・卒業研究をやり遂げて自信がついた人の8割強が「書く力が鍛錬された」と実感
≪調査結果詳細≫(抜粋)
“書く仕事”の実態と“読む力・書く力”の関係
◆ビジネス文を書く仕事に苦手意識? 「ビジネスメール」の習熟率は5割半、「社交文書」では3割半に留まる
◆ビジネスパーソンが文章作成に費やす時間は1日平均53分、管理職は1時間22分
◆「正しく伝わる文章を書くこと」が得意なビジネスパーソンは3割未満、
「正しい情報を集め、広い視野で読むこと」が得意なビジネスパーソンは4割
◆“読む力”と“書く力”に強い相関あり 読むことが得意な人は書くことも得意
◆読み書きが両方とも「非常に得意」な“読み書きマスター”は7%
ビジネスパーソンの考える社会で必要な“基礎力”
◆社会人に必要な基礎力ランキング 1位「話す力」2位「考える力」3位「聞く力」
「読む力」は4位、「書く力」は5位にランクイン、役職が上がるにつれ「書く力」を重視する傾向あり
◆新社会人がつまずく原因?
就業3年未満の新人が実感した“新社会人に不足している”基礎力 1位「話す力」2位「考える力」3位「書く力」
◆管理職が考える“マネジメント能力向上に欠かせない”基礎力 1位「計画力」2位「考える力」3位「自己決定力」
◆経営者やスペシャリストが考える“夢の実現に必要な基礎力” 1位「考える力」、6位に「読む力」がランクイン
≪調査概要≫
◆調査タイトル: ビジネスパーソンの“読む力・書く力”に関する調査2017
◆調査対象: ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~39歳で大学卒(短大卒を含む)・大学院卒のビジネスパーソン
◆調査期間: 2017年3月9日~3月10日
◆調査方法: インターネット調査
◆調査地域: 全国
◆有効回答数: 1,000サンプル(有効回答から男女×年代が均等になるように抽出)
◆調査協力会社: ネットエイジア株式会社
◆本調査結果の詳細は、こちらをご覧ください。
(学校法人真宗大谷学園 大谷大学 http://www.otani.ac.jp/ /4月12日発表・同社プレスリリースより転載)